根拠をもって答えるために、
自己学習に励む
入職当初は、手術室でやっていけるのか不安でした。実際に働いてみると、先輩が「何でも聞いて」と、一から丁寧に詳しく手術室看護を教えてくれたので、心強かったです。また、同期同士で励まし合えたことも心の支えになりました。
1年目に出会った患者さんとの出来事が、看護の自信につながっています。同室者がCovid-19陽性となり、1人病室で長期間過ごしていた患者さんがいました。面会もできず誰かと話す機会がなかったため、手術を前に大きな不安を抱えていたようで、気持ちを傾聴した際に、涙ぐんで「うれしい」と言ってくださいました。このとき、あらためて患者さんによりそう大切さを実感しました。
2年目の今は、初めて担当する難しい手術も増えてきました。一度でも担当したことのある手術はスムーズに行うことができるように、一つひとつしっかり振り返りを行い、わからなかったところは先輩に確認するようにしています。
3年目になると、プリセプターの役割も担います。新人のとき、自分が先輩からしてもらってうれしかったことを後輩にも返していきたいと思っています。すれ違ったときに「困ったことはない?」と聞いてくれたり、声をかけたりしてくれたことが心強かったので、私も細やかなフォローができるよう心がけていきたいです。そして、新人から聞かれたことに対して根拠をもって答えられるように、しっかり自己学習も進めていきます。