順天堂大学医学部附属順天堂医院 先輩看護師インタビュー｜THE LEADING NURSE

タイムリーに開催され、
現場ですぐに生かせる研修

　母が看護師で、幼いころから職場の話を聞いて憧れを抱いていました。就職は最先端の医療技術を学べる大学病院を希望し、教育システムが充実している当院を選びました。
　当院ではキャリアラダーや学びたい専門性に合わせた多種多彩な研修があり、実践力の定着や進化にとても役に立っています。入職して2カ月が過ぎたころ、受け持ち患者が5～6人に増えて多重業務や時間管理に悩んでいました。手術や検査のための出棟時刻が迫っているときに、ほかの患者さんからトイレ介助の依頼があってもただ焦るばかりです。そのような時期に多重業務をテーマにした研修が開催されました。1人ですべての業務を行おうとせずにチームリーダーに相談し、同期や先輩の力を借りて遂行することの必要性を学びました。
　研修は実践力が必要とされる時期にタイミングよく開催され、すぐに現場で活用できます。入職以来、どれだけ助けられてきたかと感慨深いものがあります。
　2年目以降も疼痛アセスメントなどさまざまなテーマの研修があり、興味や資格取得に必要な項目を選択して受講しています。オンライン配信もされているので、休日の自習時間には最適です。
　3年目の今は、チームリーダーの役割を担うことが目標です。リーダーとして視野を広げ、チームワークや多職種との連携を深め、より質の高い看護を実践したいと考えています。そのためにも学び続け、成長していきたいと思っています。