声をかけ合い、チームワークで
一丸となってケアに取り組む
高校1年生のとき、新体操のインターハイ予選を控えていた直前に肺炎で入院し、心も体もつらい日々を励ましてくれたのが看護師さんでした。「私もこんな看護師になりたい!」と思うようになりました。
入職後の新人研修で印象に残っているのは、救急蘇生法の研修です。初期対応を的確に行う重要性を学び、急変時は1人ではなく声をかけ合うチームワークが大切だと実感しました。また、SBARを用いた報告の仕方も学び、実際に病棟で医師やリーダーに報告する際に活用しています。
3年目に入り、皮膚がんや糖尿病性足壊疽で下肢切断を選択した方などをケアする中で、患者さんとご家族の精神的、社会的、スピリチュアル的側面から看護を行うことの大切さを学び、経験を積み重ねています。また、患者さんへの看護だけでなく、亡くなったときのエンゼルケアから学ぶことも多いです。患者さんからたくさん力をいただいたことへの感謝や、自分のしてきた看護の振り返りなど、どんな経験もより良い看護につなげていきたいと思っています。
当病棟では、病棟看護師が診療科の外来を行っています。今後は日勤リーダーや外来を経験し、院内全体を見られる広い視野、深い知識や技術を備えた看護師になりたいと考えています。当院は確実に成長できる教育体制と、ロールモデルになる大勢の先輩がそろっています。忙しいときこそ声をかけ合い、患者さんのためにチーム一丸で取り組む雰囲気を、ぜひオープンホスピタルで実感してください。