頑張る子どもたちの姿に
仕事への意欲が一段とアップ
当院は教育体制が充実していることにくわえて三交替制であり、自分に合った働き方ができると感じて入職しました。現在、小児科病棟で乳幼児や学童期、青年期の患児を2~3人受け持ち、輸液交換や薬の配薬、清潔ケアなどを行っています。
1年目の全体研修では、臨床指導ナースから呼吸や腹部の観察ポイントなどを教わり、現場で役立つ知識が増えました。仕事終わりには先輩と一緒に看護技術を確認したり、内科系、外科系、眼科などさまざまな診療科について学び、日々疾患に関する知識を深めています。
自立してできる看護技術が増える一方で、患児一人ひとりの発達段階や疾患が異なるため、向き合い方や自分の知識不足に悩むこともありますが、子どもたちから「ありがとう」と言われたり、手を振ってくれたりするだけでうれしくなります。治療と向き合い、頑張っている姿を見ると「自分も頑張ろう」と仕事のモチベーションが上がります。
小児科病棟は特に患者家族の負担が大きいため、慣れない環境で睡眠のとれていない保護者には、「沐浴しますから休んでください」など、こちらから積極的に声かけをするように心がけています。
遠い将来のことですが、看護を通して世界中の子どもたちと触れ合いたいと考えています。当院でキャリアアップして看護師としての知識や技術を磨き、自分にできることを見つけていきたいです。