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東京都東京慈恵会医科大学附属病院

〒105-8471 東京都港区西新橋3-19-18

0120-51-4199

エデュケーションナース(左)
7E病棟(眼科・リウマチ膠原病内科)
2013年入職
神奈川県出身 聖マリアンナ医科大学看護専門学校卒業
新人(中央)
6H病棟(血液腫瘍内科)
2024年入職
兵庫県出身 慶應義塾大学卒業
先輩(チューター)(右)
12H病棟(下部消化器外科)
2021年入職
東京都出身 慈恵看護専門学校卒業

臨床実践力を向上させる
教育プログラム。
安心できる教育環境のもとで
患者さんを全人的に
看ることのできる力を育む

部署全体で情報を共有し
新人の育成にあたる

EN エデュケーションナースとして、新人の教育環境を整えることを目的に活動しています。どんなときでも患者さん中心に考えられる看護師を育成したいと考え、日々の指導だけではなく、部署での勉強会やカンファレンスなどを実施しています。

先輩 4月からチューターとして新人指導にあたっています。周りのスタッフと情報を共有しながら、新人をサポートしています。部署全体でかかわり、新人が自分もチームの一員であると感じられるように心がけています。

新人 先輩たちは、一から丁寧に私のペースに合わせたサポートをしてくれるので、大事に育ててもらっていることを実感しています。その中でもチューターの先輩は、仕事以外のことにも気にかけてくれる、特に相談しやすい存在です。いつでもどんなことでも相談できる人がそばにいるのは、大きな安心感となっています。

EN やはり新人にとって、チューターの存在は大きいのですね。チューターが新人指導で悩んでいるときは、新人の個性に合わせた指導方法を一緒に考えたり、師長や主任が参加するチューター会で指導方法について相談したりして、チューターをサポートしています。

先輩 毎月、新人の状況をスタッフで共有する場があり、新人の成長に合わせた指導について話し合っています。エデュケーションナースをはじめ、周囲のサポートがあるので、安心して指導ができています。

患者さんの気持ちに寄り添い、
機を逃さずに必要な支援を

新人 入職して5カ月が経ち、業務や治療の流れを覚えながら、患者さんと向き合い一つひとつ経験を積んでいます。病棟でのOJTだけでなく、集合研修も臨床で役立っていると感じています。特に誤薬防止の研修を受けた後は、自分で責任を持って確認する習慣が身についてきたと感じます。

EN 当院は臨床での実践能力を向上させるプログラムが充実しています。患者さんを全人的に看るために必要な看護力を養うものとなっています。

先輩 入職以来、さまざまな研修を受けられたおかげで成長できたと感じます。現在は多重課題に慣れていない新人が業務に集中できるように支援しています。新人が達成したことや良い変化は必ずフィードバックし、改善点と一緒に伝えるようにしています。

新人 今はできることが少なく、自主的に動けないことも多々あります。そこを先輩たちが自然にフォローしてくれるので、自分ができることを日々積み重ね、先輩の姿勢から学び、看護師としての技術・知識・自信を身につけていきたいと思っています。

先輩 できていなかった手技が1人で行えるようになったり、患者さんと円滑にコミュニケーションをとっていたりする姿に、新人の成長を感じます。

EN 患者さん一人ひとりの気持ちに寄り添い、機を逃さずに必要な支援を行える看護師へと成長してほしいですね。そして患者さんの良い変化から、看護のやりがいと楽しさを感じてほしいと思います。

「新人の受け持ち患者さんは自分の受け持ちと考えて指導しています」とチューター。カルテを見ながら自分の看護の視点と後輩の看護の視点を確認し、認識を一致させてから指導をしている。
院内のカフェで一息。
「看護師だった母の影響もあり、看護師を目指しました。大変なこともありますが、やりがいのある職場です」と新人。母への近況報告の声も弾んでいる。