新人看護師一人ひとりに対し、
きめ細かな支援体制を確立
実習で学んだ「患者さんの生活を大切にしながら、よりそう看護」が実践されていることが、当院に入職を決めた理由です。実際に、病棟では患者さんの退院後の生活をサポートするために看護師同士で意見を出し合い、改善策をパンフレットにまとめて渡すなど、患者さんによりそった退院支援を行っています。
当院では、新人看護師一人ひとりにプリセプターがつき、両者を支援する新人教育指導責任者を配置するなど、きめ細かい支援体制が確立されています。さまざまな相談ができ、しっかり支えてもらえたことで、特に1年目は安心感と成長を実感できました。
現在、消化器病棟に勤務し3年目となりました。当時どんなことに悩み、何が大変だったのか、新人の皆さんと接していると昨日のことのように思い出されます。私が新人のころ、目の前で急変した患者さんに何もできず、自分の無力さに落ち込んだことがありました。だからこそ新人には私からも声をかけ、いつでも相談に乗れるように心がけています。
術後対応がひと通りできるようになった今、患者さんのために何ができるかを考え、自分なりに工夫していきたいと思っています。ストーマに関する専門知識を増やす努力を続けており、将来的には皮膚・排泄ケア認定看護師になることが目標です。自身のキャリアを考えることができる院内留学研修を利用し、ストーマや褥瘡の看護についてさらに学びたいと思います。