「教えながら、教わる」。
相互支援のもとで一緒に成長
出身地の福岡を離れ、就職先を首都圏の大学病院で探していました。当院を選んだのは、さまざまな疾患の治療のために多くの人が集まり、最新かつ多様な看護が学べる点と、ジェネラリストとしての成長を目指して看護実践能力評価を行う「キャリアラダー」という教育システムがあることが決め手となりました。
当院はプリセプターとプリセプティーという1対1の支援だけでなく、病棟の看護師全員が相互に支援しながら、ともに成長し合う「ペンギンシステム」という独自の教育支援システムがあります。新人1人に対してプリセプターのほかに、キャリアラダー・レベル3以上のコーチ、コーチのリーダー的存在の教育担当者、病棟師長や主任もかかわり、成長を支えてくれます。さらに部署をまたいで活動するペンギンサポートナースが病棟を巡回し、困りごとの相談や技術などを見てくれます。定期的な面談もあり、メンタル面でも助けられました。
2年目になった現在、プリセプターを努めています。自分でスケジューリングして業務にあたれるようになったものの、うまく回らず、プリセプティーの役に立っているか不安になることも多々あります。先輩からは、「話を聞くだけで大丈夫」とアドバイスをいただき、気持ちが少し楽になりました。新人に教えながら、自身もまた教わっているのだと日々実感しています。
看護師の仕事は長く続けたいと考えており、チームを引っ張っていける力を兼ね備えた看護師を目指して頑張っていきます。