希望した外科病棟への異動で
さらに看護実践能力を高める
高校生のころから、何か人の役に立つ仕事に就きたいと考えていました。祖父が脳梗塞で入院した際の面会時に、看護師の方が気にかけて話しかけてくれたことがきっかけで看護師の仕事に興味を持ち、看護師の道を目指しました。
入職後、病棟配属前に2週間かけて基礎知識・技術の復習をする研修があり、安心でした。また、将来の自分に宛てた手紙を書き、仕事に慣れたころに読み返すプログラムもあり、初心を振り返ることができました。臨床心理士の講義では、自分との向き合い方や不安の乗り越え方などメンタル面に配慮した研修が印象に残っています。
部署異動研修では、外科から内科に異動したときに勤務形態のギャップや看護の内容に慣れるまで苦労し、悩んだ時期がありました。そんなとき先輩から「慣れるのには時間がかかる。一人ひとりペースは違うので、人と比べず自分らしい看護を行うことが大事だ」と言われ、安心したことが記憶に残っています。
現在は希望を出して整形外科に異動したばかりですが、日常業務のほか日勤でのチームリーダー、リーダー業務の役割を担っています。3年目となり、自分の業務だけでなく、1年目のスタッフへの指導などメンバーをとりまとめる役割を担い、改めて看護師としての責任感を感じています。
将来、ジェネラリスト、スペシャリストのどちらを目指すかは未定ですが、特定行為看護師なども視野に入れながら、さまざまな経験を積んで成長したいと思います。