手厚い研修体制や先輩方に支えられ、
日々の業務と勉強に励む
高校時代に友人が看護師を目指すことを知り、報道やドラマで医療関係の仕事に興味を持っていた私も触発され、看護師の道を進むことに決めました。入職先で重視したのは、高度医療を実践する大規模かつ地域密着型の病院であること。三井記念病院は希望にぴったりでした。
当院は二次救急病院で、大学でも二次救急を学びましたが、配属先のICUは想像以上に重症の患者さんが多いことに驚かされました。先輩方は意思疎通が難しい患者さんでもニーズを満たしていて、その姿に憧れると同時に学びを得ています。
コロナ禍で新人の全体研修がなく不安に思いましたが、配属先での1年間の研修計画やOJTで学ぶ機会が多々あり、不安は解消されました。また、その時々の疑問にすぐに答えてくれる先輩方にも支えられ、安心して実践を積むことができました。
入職して半年、一通りの業務に慣れたころ、インシデントを起こしてしまいました。自分の未熟さに情けなくて悔しくて、ひどく落ち込んだのですが、病棟の先輩たちは2回目を起こさないための対策を一緒に考え、励ましの言葉をかけてくれました。おかげで立ち直り、前を向くことができ、先輩方には本当に感謝しています。
そんな経験から、後輩を大切に育てようという病院全体の環境の中で、後輩に頼られる看護師になりたいと強く思っています。後輩の疑問・質問にもきちんと答えられるように、日々勉強に励んでいます。