コミュニケーションが良好だから、
新人も安心して頑張れる
当院の5階西病棟で大学の実習をしたとき、笑顔で生き生きと働く看護師たちに感動しました。指導者もやさしく、的確にアドバイスをしてくれたことから入職を決めました。
新人のころ、同期の中でも成長が遅いほうだと自覚していました。悩んでいたときに先輩が振り返りを一緒に行ってくれ、私は多重業務で優先順位をつけることが苦手なのだとわかりました。それからは1人で解決しようとせず、わからないことはすぐに質問するようにしました。
また、新人に配付される「新人看護師学習ハンドブック」に、自分のできていることや課題を記入すると、サポートナースや実践指導者から振り返りのコメントがもらえます。「これはできているから、自信を持って実践しましょう」と評価していただき、「できていること」を一つひとつ実感し、積み重ねていくことで苦手を克服することができました。このハンドブックは、今でも時々読み返しては、自分を励ますのに役立てています。日常的に師長や主任からも声をかけてもらえる環境のため心強く、自分の実践した看護に対して自信を持つことができます。
現在、日勤のリーダー業務が始まり、担当患者さんだけでなく、病棟全体を考えて動くことが求められる立場になりました。今後はジェネラリストとして患者さんの個別性に合わせて、身体面だけでなく精神面のケアもできる看護師を目指し、学びを深めていきます。