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東京都日本大学病院

〒101-8309 東京都千代田区神田駿河台1-6

03-5577-3507(庶務課)

救命救急センター(2019年入職)
落合 藍衣さん
宮崎県出身 日本大学医学部附属看護専門学校卒業

落合 藍衣さん

発語できない患者さんとの
コミュニケーション方法を模索。
意思疎通できた時の
大きな喜びを糧に

全部署を回る「さくら研修」で
自分に合った部署が選べる

 臨地実習とインターンシップで当院に来た際、病棟の雰囲気が良いと感じました。また少人数での研修が行われていること、三次救急病院であることも決め手となり、当院に入職しました。
 インターンシップでは救命救急センターと小児病棟を見学したのですが、どちらも忙しい部署なのに看護師が患者さんの様子を細かく観察していて、活発に情報交換をしていました。看護師同士はもちろん、医師やME、薬剤師、PTなど多職種との連携もスムーズで、コミュニケーションがしっかり取れているのがとても印象的でした。
 新人の入職は毎年40人程度で、少人数での集合研修が行われます。そのため違う部署の人とも研修を通して親しくなれ、いろいろな情報が得られるのも当院の良さです。中でも4月に行われる「さくら研修」は、3週間かけて全部の部署を少人数でローテーションし、看護技術を習得します。配属部署の希望を提出する前に、すべての部署を見学できるので、自分に合った部署を選択しやすいと思います。私は最初から救命救急センターが希望で、研修後もその思いは揺るぎませんでした。

フォローナースにプリセプター、
教育担当ナースが新人を支援

 現在救命救急センターで働いていますが、私の病棟には重症状態から少し安定した患者さんと、術前術後の患者さん、院内急変の患者さんが入室しています。救命救急センターを希望したのは、さまざまな疾患がみられ勉強になると思ったからですが、最初は疾患が多過ぎて頭の中で整理できなくなり、優先順位がわからなくなってしまったこともありました。
 そんな時はフォローナースにアドバイスをもらったり、初めての疾患や看護技術は一緒に調べてもらったりしています。また、教育担当ナースが看護技術を指導してくれるので、その都度勉強し、知識・技術を増やしています。さらに新人にはプリセプターもつきます。毎月の目標を決めて、プリセプターがフォロー計画をつくり、それを救命救急センターの先輩全員が把握するので、どの先輩がフォローナースとなっても、私の進捗状況を知っていて時期に応じた的確な指導が受けられます。
 気管切開して人工呼吸器を装着されている術後の患者さんは発語ができないので、コミュニケーションを取ることが難しく、最初はそれがつらかったです。以前、私の説明不足で患者さんが機嫌を損ねてしまったことがあり、それ以降、先輩たちのコミュニケーション方法を観察して、目的に応じた道具を使うなど工夫して患者さんと意思疎通を図れるように努力しています。ある時、「あなたは相手の気持ちがわかる優しい看護師ですね」と患者さんから言われ、本当に嬉しく、頑張って看護してきて良かったと思いました。
 忙しいことを理由にせず、患者さんに何が必要なのかを第一に考えられる看護師になりたいです。そして救命救急センターで身につけた知識と技術をいずれは一般病棟で生かし、ジェネラリストになることが目標です。

発語できない患者さんと、文字盤を使ってコミュニケーションを図る。話せない患者さんの家族から、「あなたが担当で喜んでいる」と言われたことが嬉しかった。

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  • 教育担当ナースの髙橋優実さんから、初めて行う看護技術についての説明を受ける。新人にはプリセプターもつき、さらに部署の先輩の誰かがその日のフォローナースになる。新人を何重にもフォローする体制がある。
  • 人工呼吸器の操作をする。救命救急センターは高度な医療機器に囲まれ、それを使用する頻度も高い。「ME との連携が取れているので、わからないことは何でも聞いて教えてもらっています」。
  • ナースステーションで点滴の準備をする。独り立ちに向けて、自分だけでできることも増えてきた。同期3人と情報交換しながら知識を増やし、時には悩みを聞いてもらうなど支え合っている。
  • 日本大学病院は東京・神田駿河台の都心にあり、周りはビルに囲まれている。中規模ながら三次救急病院であることが、落合さんが同院に入職した理由のひとつだ。