救命救急センターで、
幅広い知識を着実に身につけたい
当院には、入職後シャドーイングしながら2週間で全病棟を回るローテーション研修があります。救命救急センターでの研修の際、担当してくれた先輩の指導が丁寧で、とても働きやすそうな職場だと感じました。職場の雰囲気の良さにくわえ、救命救急センターであれば幅広い能力を着実に身につけられると考え、配属を希望しました。
救命救急センターはペアナーシング制度を導入しています。プリセプターや先輩看護師とペアになり、1日のスケジュールや患者さんの情報収集、看護目標や観察ポイントなどについて、相談しながら業務を進めています。
入職当初は仕事を覚えることで精一杯でした。疾患の幅が広く、毎日いろいろな患者さんが入院してくるので、疾患を理解するだけでも大変でした。学生時代は、退院後の生活も視野に入れた支援が大切と学び、私もそう考えていたのですが、いざ現場に出てみると目の前のことで手いっぱいである現実に、未熟さを感じました。そんな中、先輩に「いずれできるようになるから焦らずにやっていこう」と言ってもらえ、安心して仕事に臨めるようになりました。
1人から始まった受け持ち患者さんの数が、複数人になっても定時で仕事を終えられたときや、先輩に「よくアセスメントできたね」と声をかけてもらえたときは、自分でも成長できているのかなと思え、少しの自信と大きなやりがいを感じます。これからも学びを深め、退院後を見据えた支援のできる看護師を目指したいと思います。