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東京都東京都立病院

〒163-8001 東京都新宿区西新宿2-8-1 東京都庁第一本庁舎24階南側

03-5320-5821

【掲載中】特集ページ「看護部長インタビュー」
駒込病院 血液内科
2020年入職
神奈川県出身 都立広尾看護専門学校卒業

その人らしく
生きることができるように、
傾聴し、揺れる心に寄り添い
患者さんが望まれる生活の
実現を支援する

3年間の基礎コースで得られる安心
患者さんとのかかわりで深まる学び

 祖母が入院した際、祖母と私たち家族を親身にサポートしてくれた看護師の姿を見て憧れを抱き、看護師を志しました。
 当院はがん専門病院であること、新卒後3年間は基礎コースとして段階的な研修で技術を習得できるなど、教育体制が充実していることから入職を決めました。看護方式はPNS(パートナーシップ・ナーシング・システム)のため、パートナーの先輩からたくさんのことを教えてもらえ、安心して仕事に臨むことができます。
 現在の所属は血液内科です。急性・慢性白血病の患者さんが多く、造血幹細胞移植前の化学療法を受けています。血球数が低下しているため感染予防・出血防止には特に留意しています。以前「もう退院しなくていい」と、なげやりになってしまった患者さんがいました。家庭内での役割喪失、症状コントロールができない苦痛などが大きな要因と考え、傾聴し寄り添うようにしたところ、「早く帰って子どもと過ごしたい」という発言が聞かれるようになりました。お子さんと過ごすための服薬のタイミングを一緒に模索し、自己コントロール感が持てるようになると「看護師さんに話を聞いてもらえて良かった」と笑顔で言ってもらえました。看護の難しさとやりがいを実感したこの事例では、患者さんへの傾聴と一緒に解決策を考えることの大切さをあらためて教えられたように思います。
 今後はさらに学びを深め、患者さんが望まれる生活を実現できるようなサポートをしていきたいと考えています。

点滴準備もルーティン作業としてではなく、患者さんの状況を念頭に置きながら実施する。
バイタルを先輩と確認。先輩とペアで行う日々の看護は、新人にとっては生きた学びの場となっている。

全国から集まる先輩ナースたち

出身地内訳
Coming Soon

東京で最先端のがん看護を学び、
将来はその経験を地元に還元したい

沖縄県出身
209病棟
(乳腺外科・血液内科)

 がんの専門的な治療や看護を学びたくて入職しました。地方出身のため、寮があるのも魅力でした。上京したてのころは不安で、家族とテレビ電話をしながら寂しさを紛らわせていました。病棟では先輩方や同期から寂しくないか、つらいことはないかなど気にかけてもらい、特にプリセプターの先輩からは、頻繁に声をかけていただきました。この病院で経験を積み、いずれは地元に戻って得た経験を還元したいと考えています。

Special Topic 1

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