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東京都東京医科大学病院

〒160-0023 東京都新宿区西新宿6-7-1

0120-77-1136(平日9:00~17:00)

【掲載中】特集ページ「教育研修制度」
消化器外科(15A病棟)(2022年入職)
高橋 美有さん(左)
新潟県出身 新潟大学卒業
小児科(14B病棟)(2022年入職)
武内 加奈子さん(右)
東京都出身 昭和大学卒業

全体研修の臨床看護師育成システムと
病棟でのきめ細やかな支援があるから、
新人も心健やかに働き、学べる

新人看護師も安心して働ける環境で
患者さんに安全な看護を提供

武内 当院入職後、会う人に必ず聞かれるのが「なぜ母校の大学病院ではなくここを選んだの?」という質問です。看護師としてのスタートは、未知の環境で、白紙の状態から臨みたいと思っていました。就活を始めたときに、いろいろな診療科がある病院で、しっかりとした教育を受けながら、最新の急性期医療に携わりたい、という明確な選択基準を設けていたので、インターンシップに参加し、ほかの候補と比較した結果、当院を選択しました。

高橋 私の場合は、病院と看護部の理念が入職志望の決め手です。私は患者さんの不安が少しでも軽くなるように、安心・安全な看護を提供できる看護師になりたいと思っています。高度で安全な医療を提供する当院の理念である‶温かな心のこもった看護"は、まさに私が実践したい看護と一致しています。また、インターンシップに参加したときに、実際に病院全体で温かな看護が行われていると感じました。

武内 入職して感じたのは、働く人同士も、お互いに温かい気持ちで接しているということ。私みたいに知り合いもなく1人で入職すると、職場の輪に入れるかどうかが少し不安でした。でも、同期の仲間ともすぐに打ち解けて、配属先の諸先輩が温かく迎えてくれたのがうれしかったです。

高橋 確かに、先輩看護師の皆さんがやさしい。「ちゃんと眠れている?」「しっかり食べている?」と、よく声をかけてくれます。そういう配慮がものすごく励みになっています。

看護の基礎を固める新人研修と
ロールモデルの多い病棟での学び

高橋 コロナ禍の影響で大学時代の実習が不十分だったので、手技や患者さんとの接し方に不安がありました。でも輸液ポンプの使い方など実践的で充実した研修が約2週間あり、その後も病棟のシャドーイングで先輩の看護を見て学び、入職後1カ月間は学習の機会がありました。消化器外科病棟は術後管理の患者さんが多いので、研修で学んだことを安心して実践できて良かったです。

武内 新人研修で呼吸のフィジカルアセスメントを学び、呼吸器疾患の患者さんを受け持ったときに、とても役に立ちました。

高橋 あの研修では、聴診器を使って新人同士がお互いの呼吸音を確認しましたね。とても印象に残っています。

武内 新人研修では、頻繁にメンタルヘルスケアもありますよね。特に印象的だったのは、「ちょっと視点を変えると考え方や気持ちも変わる」という多角的な視点を学んだことです。私は落ち込みやすい性格なので、早速学んだことをストレスマネジメントに活用しています。

高橋 学びの場は新人研修だけではないですよね。病棟でも自主的な勉強会が開催されています。こういう地道な学びの積み重ねがあるから、根拠のある看護が実践できるのだと思います。

武内 病棟には素晴らしい看護を実践する先輩が多く、そこから学ぶことも多いです。1年後、2年後、少しでもロールモデルに近づけるように努力したいです。

武内・高橋 お互いに頑張りましょう!

「フォローアップ研修を担当する新人教育担当の皆さんは、病棟ラウンドでも声をかけてくれ、私たち新人を見守ってくれます。看護部全体、病院全体で新人をフォローしてくれていることを実感します」と武内さん。
“温かな心のこもった看護” の基本は笑顔。「泣きそうになることもあるけれど、先輩の励ましや同期との会話で元気が回復します。いつも明るい笑顔で患者さんに接し、根拠のある看護を提供できる看護師でありたいです」(高橋さん)。
集合研修はいくつかのグループに分けて行われている。そのため、2人が話をするのはこの日が初めてだった。しかし、さすがは同期。すぐに打ち解け、明るい笑顔で話が弾む。

Special Topic 2

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