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東京都国立成育医療研究センター

〒157-8535 東京都世田谷区大蔵2-10-1

03-3416-0181(代表)

MFICU(2020年入職)
安藤 奈央さん
茨城県出身 東都大学卒業

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菊原 愛さん

安藤 奈央さん

助産師として母児の命を預かることの
怖さを実感。その経験を強みに変えて、
安心・安全な助産につなげています

自己研鑽を続ける先輩の姿が刺激に。
目標はアドバンス助産師

 当院は周産期病棟だけでも複数あり、各病棟に特徴があります。無痛分娩の介助やハイリスク妊産婦の看護、胎児疾患を持つ母児のケアなど幅広い経験を積むことができます。所属するMFICUはハイリスクな方の看護を行うMFICUと、ローリスクからハイリスクまで分娩介助を行うLDRに分かれており、勤務によっていずれかに入ります。
 2年目になり、1人でアセスメントをして判断する機会が増えると、自分の判断が妊婦さんを危険にさらすのではと思うようになりました。特に陣痛の連絡が入る電話への対応が、見えない相手への判断だけに怖くなってしまったのです。先輩に相談すると「怖さを知っていれば丁寧なかかわりができ、安全な看護につながるから悪いことではないよ」と受け止めてくれ、心が軽くなりました。電話の対応は一時外してもらえ、数カ月後に再開。無理なくステップアップできたことで、今日まで助産師を続けることができました。先輩方は日々の業務のフォローだけでなく、メンタル面も気にかけてくださるのでとても心強いです。
 周産期センターのスタッフは、全員が助産師です。キャリアにかかわらず、どの先輩も自己の分娩を一つひとつ丁寧に振り返っています。そんな先輩方に刺激を受け、私も同期と一緒に自主勉強会を開催しています。4年目からは母乳・助産外来も担当することになります。個別性を持った看護で患者さん一人ひとりにかかわるとともに、アドバンス助産師を目指してさらに経験と研鑽を重ねていきたいと思います。

「出産は一人ひとりにとって特別なもの。どのような形の分娩であっても、患者さんにとって後悔のない分娩介助をしたい」と話す。患者さんの心に寄り添うことを心がけている。

全国から集まる先輩ナースたち

出身地内訳
入職者の出身地内訳:関東63% 北海道・東北13.4% 九州・沖縄12.6% 近畿3.5% 中国・四国3.5% 東海3% 北陸1%
2022年入職の当院ナース

高度な小児医療を提供する当院で
小児看護を追求していきたい

群馬県出身
NICU
田中 里瀬さん

 両親が医療従事者であることと、中学時代に入院をした経験から看護師を目指しました。小児看護がやりたくて小児科がある病院を検討し、高度な医療提供と充実した研修制度がある当院を選びました。
 最初は慣れない環境での仕事や生活に不安を感じましたが、家族と電話をしたり、同じ寮に住む同期と悩みを共有したりして不安を乗り越えました。まだ業務をこなすことで精一杯ですが、もっと知識や技術を身につけて新生児と向き合えるよう頑張ります。

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菊原 愛さん

安藤 奈央さん