患者さんの目線に立ちながら
支援する看護を目指す
叔母と叔父ががんに罹患し、その闘病生活を見てきたことがきっかけで看護師を志しました。親族は、叔父が亡くなった際は納得のいく医療が受けられた様子でしたが、叔母のときは反応が真逆でした。どのようにすれば納得のいく医療が受けられたのかを考えた際に、患者さんとご家族の一番そばにいる看護師の役割が重要であると感じ、今度は自分が闘病する方々を支えたいと思いました。当センターは、がんの専門的な看護を学べるだけでなく、患者さんとご家族に寄り添う看護を提供している点が魅力的に感じ、入職を決めました。
現在は消化器内科病棟に勤務し、化学療法や放射線治療、内視鏡治療、緩和治療を受ける患者さんにケアを行っています。あらためてがん患者さんはさまざまな悩みや苦痛を抱えていると実感しています。治療や病気に対する不安だけでなく、家族や退院後の生活への不安なども抱えているため、患者さんやご家族の目線に立ち、寄り添いながら支援できる看護師を目指しています。
患者さんやご家族を支えていく中で、多職種との連携が図りやすく、さまざまな職種の知識や意見を取り入れられることが当センターの強みだと思います。多職種と連携し、患者さんのつらい症状や悩みを解決できたときにやりがいを感じます。
将来は専門的な知識を持って患者さんを支えられる専門看護師や認定看護師の道に進みたいと考えています。患者さんとのかかわりを大切にして、最善のケアを提供できるよう成長していきたいと思います。
