[ 北海道 ]
北海道大学病院
住所:〒060-8648 北海道札幌市北区北14条西5丁目
TEL:011-706-5747
プリセプター(左)
4-2 ナースステーション(皮膚科・形成外科・脳神経内科)
2022年入職
北海道出身 北海道大学卒業
2年目看護師(中央)
4-2 ナースステーション(皮膚科・形成外科・脳神経内科)
2024年入職
北海道出身 北海道医療大学卒業
教育担当看護師長(右)
キャリア支援室
1999年入職
北海道出身 北海道大学医療技術短期大学卒業
経験学習サイクルを活用した
教育体制のもとで主体的に学ぶ。
患者さんと家族の意思を尊重した
「患者参加型看護」を実践する
自律した看護職に成長するため
経験を振り返り次にいかす力を育む
教育担当 当院の新人技術研修は1年半かけて、看護師として必要な知識・技術、態度を身につける内容になっています。実際に研修を受けてみてどうでしたか?
2年目 どの研修も実際に病棟で使う技術だったので、とても実践的でした。また、実施方法や注意点をグループメンバーと話し合いながら学べたので、安心して部署でも実施することができました。
プリセプター 新人が研修での学びをすぐにいかせるよう、研修スケジュールに合わせて経験の機会を調整しました。部署で初めて実施する際は必ずそばで見守りました。
2年目 確かに、研修から時間が経つと技術を忘れてしまいそうです。かといって、部署ですぐに1人で実践できるわけではないので、プリセプターの先輩がサポートしてくれてありがたかったです。
教育担当 ほかに新人看護師の支援で工夫していることはありますか?
プリセプター プリセプター研修では自身の経験を振り返り、次の実践につなげる経験学習や、新人とのかかわり方を学びました。その学びをいかし、何でも教えるのではなく、まず新人に自分で考えてもらい、その考えを言葉にしてもらうかかわりを心がけています。新人がうまく言葉にできない部分は苦手としている部分だととらえ、そこを重点的にサポートしています。
教育担当 当院は1年半にわたる新人研修に加え、さらに役割別研修などを設けることで継続的に学ぶ機会を提供し、看護職員の着実な成長をサポートしています。
患者さんのなりたい姿の実現に向け
「患者参加型看護」を実践
教育担当 当院では患者さんと看護職者が情報を共有し、目標や計画を立てて看護実践や評価を一緒に進めていく「患者参加型看護」を実践しています。患者さんとのかかわりで印象に残ったことはありますか?
2年目 水疱性類天疱瘡の患者さんの疼痛コントロールが難渋したことがありました。保湿剤の塗布方法や回数を変更し実践したところ、「痛みが和らいだ、助かった」と喜んでいただけました。自分の工夫で患者さんの苦痛を和らげられたことがとてもうれしかったです。また、入職当初は疾患ごとのケアに難しさを感じました。2年目になった今は、終末期患者さんの意思決定支援に難しさを感じています。
プリセプター 私も終末期の患者さんの意思決定支援では難しさを感じることがありました。終末期に移行した血管肉腫の患者さんとは、初回の入院から受け持ち看護師として、信頼関係を築いていきました。その中で、患者さんが望む最期をともに考え、その意思を実現することができました。患者さんが「あなたが担当で良かった」と言ってくださり、看護師として最善を尽くせたという実感は、一番のやりがいにつながっています。
教育担当 2人とも困難や壁にぶつかりながらも、患者さんとのかかわりから学び、素晴らしい看護をしていますね。患者さんがどうなりたいか一緒に考える、まさに当院が大事にしている看護の実践です。これからも患者さんとともに歩み、看護職としての成長を期待しています。