静岡県立静岡がんセンター 教育研修制度｜THE LEADING NURSE

　教育担当看護師長として、静岡がんセンターで働く看護師のキャリア形成を考えるとき、その人がどのような看護師として活躍し、どのような生き方をしたいかを自分で選択できるよう支援することに重点を置いています。「働くこと」「学ぶこと」の主体は自分自身です。ライフプランに合わせ、仕事と生活を調和できるキャリアプランを一緒に考え、「なりたい自分」を見つけてもらうこと、そしてキャリア形成の仕方や働き方を自分で選択し、その第一歩を踏み出せるよう支援することが教育担当看護師長の役割です。
　個々のライフプランや価値観、働き方を重視したキャリアプランにつながるように個別面談を行い、教育担当副看護部長と連携を図りサポートしています。

　看護師を目指す方には、学生時代から将来像を描いている方もいれば、働いてから自分に合った分野を見つける方もいて、さまざまなキャリアのつくり方があります。
　静岡がんセンターでは研修や臨床実践を積む中で、自分の興味のある分野や将来像を描いていけるように、急性期から在宅、看取りまで幅広くイメージできる教育を行っています。キャリア形成では、自分自身で能力や興味のある分野を見つけるだけでなく、教育担当副看護部長もそれぞれのキラッと光る能力を見つけ出し、必要な知識の習得や研修への参加について個別のアプローチを行います。さらに資格取得や進学に必要な知識習得支援として、外部研修の紹介、配属部署の相談、モデルとなる先輩との交流について支援しています。