> 聖路加国際病院(田上 莉沙さん) | 先輩看護師からのメッセージ 2019年度

THE LEADING NURSE

東京都聖路加国際病院

〒104-8560 東京都中央区明石町9-1

03-5550-7065(人事課)

ICU(2017年入職)
田上 莉沙さん
福岡県出身 福岡大学卒業

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田上 莉沙さん

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納 麻亜子さん

写真:田上 莉沙さん

痛みを訴える患者さんの手を握り、
声をかけると表情が和らいだ。
新人の私にもできることがある

「私たちがちゃんと育てる」という言葉に
「頑張ろう。まだやれる」と思えた

 学生のときに見たサリン事件のドキュメンタリー番組で、当院が全ての救急患者さんを受け入れ、対応したことを知りました。救命救急に力を入れている当院で、ぜひ働きたいと思い入職しました。
 ERを希望していましたが、配属されたのはICUでした。配属後、ICUのナースマネジャーは看護に熱い思いを持っていると知り、この方となら頑張っていけると思え、現在はこの職場に満足しています。
 独り立ちをした頃、業務がうまくいかず、患者さんに気を配る余裕もありませんでした。私は看護師に向いていないと思い始めたとき「私たちがちゃんと育てる。絶対に見捨てないから」と言ってくれたのも、ナースマネジャーでした。どんなポジティブフィードバックより、「頑張ろう。まだやれる」と思えた言葉でした。
 ICUではどうしても治療や処置が優先されがちです。腹腔穿刺のとき、痛み止めを使っても痛みが強くなってきたと訴える患者さんに、私にできることは何かと考え、手を握り励ましの声をかけたところ表情が和らぎ、訴えも落ち着きました。救うのは処置をしている医師ですが、精神的に患者さんを支えるのは看護師なんだと感じるとともに、新人の私にもできることがあるのだと思いました。
 チームで活動するためには、一人で抱え込まないことも大切です。私の弱点は声が小さいことと声を出して周りにヘルプを出せないことなので、克服するために自分から話しかけ、声を出すよう努力しています。

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電子カルテを見ながら、受け持ち患者さんの訴えについて相談する。先輩から「声が小さい」と指摘されることもあるので、大きな声を出すように心がけているという。

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                ベッドサイドでモニターの確認をする。業務での忘れや漏れがないように、自分でチェックリストをつくり、ミスのないよう工夫をしている。
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                独り立ちしてからは、一人で確実にこなせる業務も増えてきた。パソコンを見ながら、この日の振り返りを行う。
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                本館の完成は1933年。日本トップレベルの看護を見守り続けている。本館内部には、患者さんやそのご家族、病院職員などのための「祈りの場」として設けられたチャペルもある。
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                館内のチャペル内観。医療と教育の精神的支柱として大切な役割を果たしている。ゴシックの穹窿とステンドグラスが美しい。

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