アセスメントガイドヘンダーソン編 遊び、あるいはさまざまな種類のレクリエーションに参加する

このチャプターは、趣味や気分転換方法に関するニ―ドを扱います。看護師は疾病の重症度を考慮しつつ、性別、年齢、知性、経験、好みを踏まえ、患者の家族や友人の助けを借り、患者のレクリエーションに対する欲求を助ける機会をもつことが大切です。制限の多い状況のなかで、患者が心から楽しめるような時間を作りだし、共に分かちあう体験は患者のみならず、看護師を含む周囲の人の心を癒す作用もあります。
※アセスメントガイドの内容はあくまで一例です。必ず実習で受けもつ患者さんや通っている学校での授業・教科書・指導などに合わせた情報収集を心がけましょう。とくにこのチャプターでは、基準値などをもとに評価することができません。

趣味

趣味について

趣味とは、自由な時間に好んで習慣的におこなう行為や事柄のことです。また、特定のジャンルに深く熱中している状態なども示します。

患者の精神的充足が得られるものや生活を豊かにできるものを把握することが、その人らしさを支える一助となります。さらに、患者の大切にしている環境や信念、社会的役割、つながりなどを知る手立てにもなります。

情報収集の項目例

  • 趣味の有無や内容
  • 疾患・治療にともなう趣味の変化
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※このページは、有資格者の現役看護師が学生時代の実習と臨床経験にもとづいて作成したアセスメントシートで、あくまで一例です。必ず実習で受けもつ患者さんや通っている学校での授業・教科書・指導などに合わせた情報収集を心がけましょう。
※紹介する検査値の基準値は、LSIメディエンスに準拠しています。