このチャプターは、呼吸に関するニードを扱っています。看護師は呼吸のありようが健康に多大な影響を与えている事を理解し、呼吸状態を正確に観察することが必要です。楽に呼吸できるような姿勢を患者に説明し、援助が必要であれば、物品を用い工夫し、正常な呼吸ができる体位を保持できるようにしましょう。このチャプターでは、呼吸と血液循環に関連するアセスメント項目をまとめました。
※アセスメントガイドの内容はあくまで一例です。必ず実習で受けもつ患者さんや通っている学校での授業・教科書・指導などに合わせた情報収集を心がけましょう。
呼吸数は、生体が体内に酸素をとりいれ、体内で代謝から生じた炭酸ガスを排出する行為を数値で示したものです。呼吸運動の調節の仕組みは、呼吸中枢、体液性調節機構、反射性調節機構、呼吸筋から成りたちます。そのため、呼吸数からこれらの機能の障害の有無などが推測できます。
※このページは、有資格者の現役看護師が学生時代の実習と臨床経験にもとづいて作成したアセスメントシートで、あくまで一例です。必ず実習で受けもつ患者さんや通っている学校での授業・教科書・指導などに合わせた情報収集を心がけましょう。
※紹介する検査値の基準値は、LSIメディエンスに準拠しています。