アセスメントガイドヘンダーソン編 適切に飲食する

このチャプターは、代謝に必要な飲食物の摂取状態と食行動の自立度、食事への満足度、食事摂取に影響を及ぼす要因などを扱います。看護師は、患者の食欲および摂取の妥当性を常に評価するとともに、患者の側にいる時間が長いことからも患者の食べ物や飲物の好み、さらに患者の健康的な食習慣をとらえ、非健康的な食習慣を改善するには最適の立場にあります。
※アセスメントガイドの内容はあくまで一例です。必ず実習で受けもつ患者さんや通っている学校での授業・教科書・指導などに合わせた情報収集を心がけましょう。とくにこのチャプターでは、基準値などをもとに評価することができない項目もあります。

食事時間

食事時間について

食事は、体内に蓄積するエネルギーと摂取するエネルギーの過不足などが推測できる項目です。食事時間をアセスメントすることで、食事習慣が整っているかどうかなどがわかります。

正常時

規則的な食事時間

※食物の消化には3~5時間かかるため、3~5時間程度の間隔を設けることが望ましいとされる

異常時

不規則的な食事時間

※エネルギーの蓄積が過剰または不十分であること、エネルギー摂取の過不足があることを推測できる

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※このページは、有資格者の現役看護師が学生時代の実習と臨床経験にもとづいて作成したアセスメントシートで、あくまで一例です。必ず実習で受けもつ患者さんや通っている学校での授業・教科書・指導などに合わせた情報収集を心がけましょう。
※紹介する検査値の基準値は、LSIメディエンスに準拠しています。