国立ハンセン病療養所

入所者一人ひとりの身体状況に応じたケアの提供、リハビリテーション担当者の協力を得ながら全入所者の室内環境評価を行い、転倒など危険防止対策に取り組んでいます。また、認知機能低下の入所者が増加しているため、四季折々のイベントを開催し、個別・小集団レクリエーションを実施しています。入所者が慣れ親しんだ場所での生活を継続できるよう職員で連携を取りながら安全・安心な看護・介護を提供しています。

きっかけは以前の職場で一緒に働いていた先輩から声を掛けてもらったことでした。 また看護学生時代に実習先としてお世話になっており、個人としてもボランティア活動で入所者との関わりがあったことも入職を決めた理由のひとつです。

新卒での入職ではありませんでしたが、新採用オリエンテーションや集合研修に参加し、1年を通して教育マニュアルで基本的な能力を習得することができました。プリセプターがつき、身近な相談役としてのサポートを行っていただきました。

一般病院とは異なり同じ入所者と関わることが多い為、信頼関係を築くことがとても大切になってくる半面、そこが逆に難しいところでもあります。 また、国家公務員として勤務しているため福利厚生の充実しており、有給休暇や育児休暇など、ワークライフバランスを実現しやすい環境があります。

看護師という職業は診療科だけでも多くの種類がありますが、それだけでなく病院や介護施設など様々な就職先の選択肢がある職種だと思います。多くの選択肢がある事をメリットと捉え、就職活動頑張ってほしいです。