国立ハンセン病療養所

入院された患者さんの看護と、退院に係る支援を主に行っています。 OT、PTや他部署の看護師、介護員などと、患者さんの希望や現状、性格面や生活環境などについて話し合いながら、患者さんの退院について計画し、環境を整えていき、患者さんが笑顔で退院できたことが嬉しかったです。

ハンセン病の歴史を学び知り、何らかの形で貢献したいと考えた時に、看護を通して心身の健康を支えることで人生をサポートしていきたいと思い志望しました。

ハンセン病の後遺症も考慮しながら看護を行っていく必要がありますが、e-ラーニングで一般的な知識を学習できるほか、OJTも計画されているため、臨床の場での看護も指導を受けながら学ぶことができ、不安なく実践できました。

生活に根ざした看護が特徴だと思います。対象理解が重要となり、看護や介助は入所者さん一人ひとりに合わせ細やかに行います。介護員やリハビリ科との繋がりも多く、協働していくなかで看護師は調整役としての役割も担っています。病棟は皆で話し合いながらコミュニケーションをとり、協力して働いています。 また、福利厚生の充実や、年休も取得しやすいため、ワークライフバランスがとりやすいのも魅力です。

自分の特長を活かせる職場を選ぶことができると良いと思います。ご自身の性格や目標などを明確にして病院との相性を考えたり、可能であれば見学なども積極的に行っていければ良いと思います。