東京都立府中療育センター

医療病棟で勤務しています。人工呼吸器や経管栄養の注入といった医療的ケアが必要な重症心身障害児者の利用者さんの看護を行っています。自身で思いを伝えることが難しい方が多いため、利用者さん一人ひとりの思いに気が付くことができるようケアの中で細やかな観察を行うことを先輩から教えていただき大切にしています。

自身の体験や領域実習のなかで療育の分野を知り、就業体験へ参加し実際の看護について学んだことでより興味をもつようになり志望しました。

入職後、1ヶ月程は臨床へ向けて研修があります。採血や経管栄養注入といった看護技術から、重症心身障害児の方の特徴といった知識を幅広く学ぶことができます。病棟配属後も定期的に研修があり、実地指導者の先輩もいるので悩みや技術・知識の確認、学習を行うことができて安心です。

ペアナーシング制を導入しているため、業務の中で疑問点や不安な点がある際に相談しやすいです。ペアの先輩看護師さん以外にも、病棟内での細やかな声掛けにより１つのチームとして利用者さんを看護しているところが魅力です。

就業体験や職場見学といった実際の看護を見ることで病院について多くのことを学ぶことができるので、そういった機会を大切にして、積極的に参加することをおすすめします。