東京都立府中療育センター

経管栄養の作成、食事介助、おむつ交換、体位変換や車いすへの移乗、移送といった、生活援助から、胃瘻や胃管の管理、気切カニューレや口鼻腔からの吸引ケア、褥瘡や傷の処置などな医療的ケアも実施します。初めは、先輩看護師が実施する場面を見学し、丁寧に指導を受けたのち、先輩が見守る中で、ケアを実施でき、とても安心です。

日々の生活に寄り添った看護ができることに魅力を感じています。バスハイクやお楽しみ会、季節ごとの様々な行事があることもほかの病院では体験できないことであり、実際に入職して、利用者の皆様と一緒に楽しみたいと強く感じました。また、約半年間の充実した研修プログラムがあることで、不安な手技や不足している知識も補えることができる点も魅力的に感じました。

講義を受講するだけでなく、演習の時間やグループワークの時間も十分に用意されているため、技術の向上を図れたり、他者の意見を取り入れることで、様々な角度から物事を考えることができます。また、認定看護師による講義も多くあり、より専門的で実用性のある知識を得ることができる点は印象に残っています。

デイルームでは日々、病棟保育士や福祉職が中心となり、ミニゲームや音楽鑑賞、絵本の読み聞かせなどの保育活動が行われているため、明るく賑やかで、穏やかな時間の流れを感じられます。また、ペアナーシング制であるため、先輩看護師と協力し、時には助言を頂きながら日々の業務に取り組めています。医師、リハビリスタッフ、保育士といった多職種連携もとれており、様々な視点から利用者を捉え、医療チーム全体で日々の課題に取り組むことができます。

初めは、重症心身障害児者についての知識も乏しく、心配や不安も多くあると思いますが、手厚い研修プログラムと、病棟での丁寧な指導を受け、一つひとつ着実に理解を深めたうえで、自信をもってケアを行うことができます。そして、重症心身障害児者の特徴や魅力にも沢山気づくことができます。是非、府中療育センターで一緒に働きましょう。待っています！