指扇病院・指扇療養病院

患者さんの点滴開始の為、サーフロー挿入をすることになりました。その時、私はまだひとりでサーフロー挿入をしたことがありませんでしたが、その患者さんは「失敗してもいいから何度でも刺しなさい。みんな最初は失敗するものよ。」と言ってくださり、私は緊張がとれて、無事に成功することができました。私は今でもその患者さんに感謝しています。

私は祖母が在宅療養をしていました。看護師の方が祖母に行う動作ひとつひとつに声をかけてケアを行っているのを見て、自分も患者さんひとりひとりに向き合う事のできる看護師になりたいと思うようになりました。当院には「患者・家族の意思を尊重し、多職種連携で『生きる力』を支える」という基本方針があり、この病院なら患者ひとりひとりにゆっくり時間をかけて向き合い、ケアを行うことができるのではないかと思い、入職を決めました。

プリセプターとの毎月の振返りが印象に残っています。まだ実施したことのないケアやひとりで行うことに不安のあるケアについて相談したり、来月は何を目標にしたいかを話していました。日々、業務で忙しく聞くことができなかった質問や悩みなどをプリセプターと一対一の空間で話すことができ、また、ひとりで実施できるようになったケアを一緒に確認することで毎月できることが増えているという嬉しさ感じることができて印象に残っています。

当院には急性期医療を終え、病状が安定したものの継続して入院加療を必要とする慢性期の患者さまがほとんどですが、車椅子に移乗できる方、独歩が可能な方など様々なＡＤＬの方がいます。 一般病棟と比べると入院日数が長くなるので、落ち着いた環境で勤務ができ、患者さまとじっくり向き合うことができます。先輩方はみんな優しく明るくて分からないことがあっても聞きやすい雰囲気があります。

実習や国家試験、就職活動など毎日お疲れ様です。時には悩んだり、全部が嫌になってしまったりすることもあるかもしれませんがたまには息抜きをしたり、友達と励ましあったりして、頑張ってください。応援しています。

人それぞれですが私は11月に入りました。早い人だと9月頃から入る人もいました。最初のうちは先輩がついて教えてくださるので、分からないことがあってもすぐに聞くことができて安心して夜勤ができます。