【看護学生の就活マナー】面接の振る舞いから就業体験の身だしなみまで

【看護学生の就活マナー】面接の振る舞いから就業体験の身だしなみまで

最終更新日:2024/09/02

面接時の言葉遣いから身だしなみ、さらには就業体験で気をつけるべきことまで、おさえておきたいポイントを解説。就活を成功させるために必要不可欠な「就活マナー」をレクチャーします。

内定獲得に必要不可欠な就活マナー

看護学生に限らず、就職活動ではあなたの仕事への熱意や人物像のほかに、社会人に求められる必要最低限のマナーが身についているかを必ずチェックされます。マナーは面接時の第一印象で判断されることが多いため、採用選考の評価にも影響します。「就活マナー」を正しく身に着けることが、内定獲得の第一歩になると考えましょう。

看護学生の就活マナー“基本3項目”

就活では社会人として必要なTPO(Time/時間、Place/場所、Occasion/場合)の対応力が求められます。そのためにまずは「身だしなみ」「立ち振る舞い」「言葉遣い」の基本3項目を押さえておきましょう

項目1:第一印象を左右する「身だしなみ」

よりよい第一印象を持ってもらうには「身だしなみ」は必要不可欠です。さらに身だしなみを整えることは敬意を表すことにも繋がります。社会人としての正しいスーツの着こなしやヘアメイクなど清潔感があり、好印象を持ってもらえるような看護学生らしい身だしなみを心がけましょう。

項目2:失礼のない「立ち振る舞い」

身だしなみと同様に、立ち居振る舞いもあなたの印象を左右する要素です。はきはきとした挨拶や返事・お辞儀など、相手に不快な印象を与えないような行動を心がけましょう。また、姿勢や態度もチェックされているので、日々の生活から意識することが大切です。

項目3:正しい「言葉遣い」

就活には社会人としての適切な言葉遣いが求められます。また言葉は看護師として働く上で重要なコミュニケーションツールです。正しい言葉遣いを身につけて、自分の魅力を最大限に伝え就活を成功させましょう。

面接で押さえておきたい就活マナー

面接では受付・待機室・入室・面接・退室のそれぞれのシーンで、基本的なマナーが身についているかをチェックされています。押さえておきたいポイントを当日の流れに沿って詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。

面接時の流れをシーン別に解説

1:受付

当日は受付開始時刻の15~30分前を目安には到着するようにしましょう。不測の事態に備えて、前日までに交通手段や乗り換え方法を確認しておくことがおすすめです。

受付到着後は検温や手指消毒など感染対策に関する指示に従い、受付開始時刻まで静かに待機しましょう。携帯電話は受付5分前までに必ずマナーモードか電源をオフに設定します。受付時刻になったら、氏名と用件、約束した日時、氏名と伺った目的、アポイントの時間、担当者の名前を伝えましょう。

2:待機室

待機室に案内されたら「失礼します」と挨拶してから入室して指定された場所に着席します。待合室では基本的に携帯電話の操作や私語を控え、姿勢を正して静かに面接に備えましょう。

3:入室

面接室に案内されたら返事をして移動します。入室前はドアを3回ノックし、相手からの返事の後に入室しましょう。入室したら一旦ドアの方に向き、ゆっくりと音がしないようにドアを閉めます。

ドアを閉めたら面接官の方を向き、「失礼します」と挨拶をして指定された椅子の左側もしくは後ろに移動しましょう。

改めて背筋を伸ばし、面接官の目を見て「○○看護大学の××です。よろしくお願いいたします」といい一礼します。着席を勧められたら、「失礼します。」と返事をして着席しましょう。

4:面接

面接では正しい言葉遣いのほかに、姿勢や態度もチェックされています。着席後は膝を揃えて背筋を伸ばし、女性は手を重ねて膝の上に、男性は軽く握って腿の上に置くなど正しい姿勢で座りましょう。

また面接時は笑顔とアイコンタクトを意識し、自然なコミュニケーションをとるように心がけましょう

5:退室

「これで面接は終わります」と言われたら「ありがとうございました」と伝えます。そして椅子の横に立ち、荷物を持って再度「ありがとうございました」と一礼します。ドアの前まで来たら面接官の方を向き「失礼しました」と挨拶してから退出しましょう。

退室すると面接の緊張から解放されて気が緩んでしまいがちですが、建物や敷地を出るまで携帯電話の操作や私語は控えましょう。受付の前を通ったり職員とすれ違ったりする時は軽く会釈するなど「敷地を出るまで面接は続いている」という意識を忘れないようにしたいですね。

入職試験前の就業体験で気をつけるべき就活マナー

就業体験は看護学生が病院の雰囲気や特徴、看護師の業務内容を経験し、職場に対する理解を深める目的でおこなわれます。医療機関によって時期や日数、プログラムの内容も異なりますが、面接の時と同様に社会人として最低限のマナーが求められます。就業体験で注意したいポイントも押さえておきましょう。

就業体験の流れをシーン別に解説

1:参加前

就業体験に参加する前は2つのポイントを意識して備えましょう。

ポイント1:身だしなみ・服装

就業体験といえど、面接と同様に失礼のない身だしなみが必要です。一般的にはリクルートスーツで来院し、実習着など指定された服装に着替えます。実習着は洗濯をしてアイロンをかけ、靴の汚れを落とすなど整った身だしなみを意識しましょう。

ポイント2:参加する病院の事前確認

事前に病院の情報を確認し、学ぶ意欲をもって臨むことは相手へ敬意を示すことにつながります。さらに目的意識をもって就業体験に参加できるので、より病院への理解も深められるでしょう。当日は慌てることがないよう、病院までの交通手段や経路は事前にチェックしておきましょう。

2:当日

就業体験当日は、初めて会う人ばかりです。お世話になる病院・部署のスタッフだけでなく、参加者にも好印象を与えられるように、丁寧なあいさつと受け答えをより一層意識しましょう。

また、就業体験中は受け入れてくれる医療機関やスタッフ、患者さんへ感謝の気持ちを忘れないようにしましょう。

3:参加後

就業体験に参加した後は、病院へお礼状を送るのが基本です。お礼状は以下の3つの役割を担っています。

  • 医療機関やスタッフへの感謝の気持ちが伝わる
  • 就業体験を通して学んだことや看護観に与えた影響を伝えられる
  • 就職の意欲を伝えられ自己アピールができる

お礼状は手紙でもメールでも構いませんが、手書きの場合には縦書き白無地の封筒・便箋を使用するのがマナーです。メールの場合は就業体験当日に、郵送であれば翌日に送りましょう。

また就業体験先の就職試験を受ける場合は、履歴書の志望動機には就業体験の経験を交えた内容を記載してください。面接でも就業体験の経験を尋ねられることがあるため、印象に残ったことなどをまとめておくようにしましょう。

なお就業体験を実施している病院は以下からチェックできます。これから就業体験先を決める人はぜひ参考にしてみてください。

参考:ナース専科 就職

就活マナーを身につけて内定を獲得しよう

「就活マナー」として就活ではさまざまなマナーが求められますが、これらは社会人として必要最低限のマナーです。看護師として働くようになると、同僚看護師だけでなく医者・患者など多くの人とコミュニケーションをとる必要があります。必要最低限の社会人マナーが身についていないと、自分自身だけでなく、所属する部署や病院全体の評価を下げ信頼を損ねることにつながりかねません。社会人として働くためにも就活を通じて正しいマナーを身に着けましょう。

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執筆者情報

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小田 あかり

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大学看護学部卒業後、小児・内分泌・循環器科で勤務。看護師として働きながら、知識と経験を活かし、医療ライター・監修者として活動中。