古賀病院21

入職してからフォローが外れるまでの間、先輩方のさまざまな看護を見て、触れて、聞いて、学んできました。初めの頃は、自分が思い描く看護について先輩に質問し、一緒に考えていく中で、不安の中にも自分の成長を感じることができ、自信へとつながりました。また、素朴な疑問に対しても納得するまで丁寧に説明してくださるため、看護ケアの一つひとつをしっかり理解しながら実践できています。最近では、少しずつ業務にも慣れ、患者さん中心の看護を意識しながら、患者さんの笑顔に励まされ、日々楽しく働いています。

病院を決める際は、病院の指針である理念と自分の考えや目指す看護が一致しているかを大切に考えました。

さまざまな研修を通して、他職種の新人同士で話し合う機会が多く、互いの成長を感じたり、共通の悩みや課題を共有したりする中で、日々新たな発見があり、それがやりがいにつながっています。

私のいる5階病棟では毎日が忙しく、初めのうちは慣れないことばかりでしたが、プリセプターの先輩だけでなく、他の先輩方もフォローしてくださり、とても良い環境の中で働けていると感じます。フォローが外れた後も、先輩方から心強いアドバイスをいただきながら自分なりの看護を提供できているのは、温かく見守ってくださるおかげだと思います。また、分からないことを尋ねた際には、実際に一緒に行いながら丁寧に教えてくださるため、理解が深まり、不安なく看護にあたることができています。

看護師になって初めて知ることができた患者さんの反応や言葉に、自分の方が逆に励まされることも多く、改めてとてもやりがいのある職業だと感じています。「看護師になりたい」という初心を忘れずに、勉強や実習だけでなく、遊びやさまざまなことにもチャレンジ精神をもって取り組んでほしいです。