所在地: | 愛知県 | ||
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病院形態: | 公立病院(都道府県市町村組合) | ||
募集職種: | 看護師 助産師 | ||
看護師数: | 1140名 | 病床数: | 1240床 |
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あいちの県立病院は、他の医療機関では対応困難な、精神、小児、心身障害分野等の政策的医療と県民の医療ニーズが高いがんの専門医療を担っており、機能の充実と安心・安全で高度な医療を目指し、施設設備の改善を図るとともに、健全な経営基盤の確立に努力しています。
K.Rさん
現在の業務内容とエピソード(印象的な看護ケア先輩からの指導など)について教えてください。
専門外来では、自宅で療養生活を送る患者さんの看護を行います。内服のみで治療している子もいますが、自宅での医療的ケアが必要な子どもも多く通院しています。内服も医療的ケアも、小児では必ず家族のサポートが必要です。私達は、子どもだけでなくその家族にも目を向けて日々看護をしています。さまざまな疾患・バッググラウンドを持つ子がいますが、子ども達が心身共に成長していく姿を見ることができるのが私の楽しみであり、やりがいです。保健師やMSWとも協働し、地域との連携も大切にしています。
貴院に入職を決めた理由と、志望動機を教えてください。
当センターは私の母校の実習先であり、東海三県では1番大きな小児病院です。もともと子どもと関わることが好きだったため小児の看護に携わりたいと思い、就職したいと考えました。また研修制度も充実しており、実際に患者・家族と接する前に様々なことを学ぶことができるところも志望した理由のひとつです。
新人研修教育プログラムについて印象に残っていることや感想を教えてください。
学生の頃は看護学のごく一部でしかなかった「小児看護」の分野を、現場で働く先輩看護師の方から、より広く、より深く教えてもらうことができました。座学から実技まで、実際の現場での様子を交えた講義が聞けたり、認定看護師の方の話を聞くこともでき、とても勉強になりました。
特長や病棟の雰囲気など、貴院の魅力を教えてください。
専門外来には毎日300-400人の患者が来院します。そのため、診察室・処置室の看護師は慌ただしいことが多いですが、看護師のみならず医師やその他コメディカルのスタッフとも協働し、明るい雰囲気です。また自宅で医療的ケアが必要な患者さんには「看護相談」という診察枠を設け、専門外来の看護師が自宅でのケアの状況や患者・家族の思いを傾聴し、相談に乗ったりします。その中で、患児のみならず家族が児の疾患や特性を受け入れ、成長し前に進んでいく姿を見守り、サポートできることが専門外来での魅力のひとつだと思います。
これから就職活動を行う、看護学生のみなさんへメッセージをお願いします。
就職はもちろん、その前に待つ国家試験にもたくさんの不安や悩みを抱えているかと思いますが、家族や友人と一緒に頑張って乗り越えてください!
入職1年目の頃に苦労したことなど、新卒のころ大変だったことについて教えてください。
専門外来では幅広く様々な疾患・業務を覚えなければならず、多重課題になることが多く大変でした。同期のスタッフと切磋琢磨し、先輩スタッフに鼓舞されながら乗り越えることができました。
配属先の希望は通りやすいですか?部署異動はありますか?
私は入職当時は病棟での勤務を希望していました。もちろん、希望が通ったスタッフもいましたが、私のように希望ではない部署の配属になるスタッフもいました。しかし数年間外来で勤務を続けたら、外来ならではのやりがい・看護の特性が見え、在宅看護に携わる楽しさを感じることができるようになりました。毎年1回部署間異動があり、所属数年で異動になることもありますが、私は6年間外来で勤務させてもらうことができています。
学生時代に感じた、他の病院との違いや印象に残ったことについて教えてください。
小児センターは、対象患者さんがほとんど全員子どもであることもあり、どのスタッフも温かく優しい雰囲気だなと感じた記憶があります。
今後の目標や、目指している看護師像があれば教えてください。
専門外来で培った在宅支援に関する知識を活かし、今後も自宅や保育園・学校で過ごす子ども達の支援ができる看護師になりたいと思っています。院外研修にも参加して知識・技術をより深め、より密に患者・家族のサポートができる看護師になりたいです。