地域医療振興協会
地域医療振興協会の看護師とは いつでも、どこでも、限られた資源の中で、自ら考え行動する看護師
- 所在地
- 東京都
- 病床数
- 5,308床
- 看護師数
- 4,211名
- 募集職種
- 看護師 / 助産師
- 設置母体
- 公的病院(国家公務員、独立行政法人、赤十字等)
共立高等看護学院
看護師
2017年
救急科(ICU含む)
Q
現在の業務内容とエピソード(印象的な看護ケア先輩からの指導など)について教えてください。
研修で体位変換の方法やポジショニング、喀痰吸引など、実践的な看護技術を1から分かりやすく学び、現在ハイケアユニットで勤務していますが、とても役立っています。 特に印象的だったのは、リハビリテーションの専門家である理学療法士から直接指導を受けられることで、患者さんの身体機能や回復過程を考慮したアプローチなど、看護師とは異なる視点や考え方に触れることで、新たな発見とより深い学びを得ることができ、チーム医療の重要性を実感する機会にもなりました。
Q
貴院に入職を決めた理由と、志望動機を教えてください。
私は生まれも育ちも山梨県ですが、親の勧めもあり他県で働きたいと考え、東京の説明会で、横須賀市民の説明を聞き、地域医療振興協会の「地域医療の確保と質の向上」という使命に深く感銘を受け、さらに、夜勤が2交代と3交代から選べることを知り、職業体験で各病棟を見学し、働く先輩ナースの生き生きとした表情や、ナース同士がしっかりとコミュニケーションをとり協力し合う姿を目にしました。職場全体に温かい雰囲気があり、私自身もこの一員となって働きたいと強く感じました。また、当院は男性ナースも多く、同性の先輩から学べる環境があり、このような環境で看護師としての第一歩を踏み出したいと考え、入職を決意しました。
Q
新人研修教育プログラムについて印象に残っていることや感想を教えてください。
印象に残っているのは、記録研修です。看護記録の記載方法を2時間ほどで学ぶのですが、一度の研修では理解できず、同期とも難しいと話し合いました。実際に病棟で記録を書き、先輩にチェックをしてもらうのですが、毎日アドバイスがあり修正しました。その反面、先輩に記録がよく書けていると褒められたときは嬉しかったです。 採血も苦労した覚えがあります。研修で採血の方法を学び、実際に先輩ナースに手技を見てもらい合格してから患者さんに採血を実施できるのですが、最初は失敗ばかりで、患者さんにも先輩にも申し訳ない気持ちでした。今では後輩から逆に採血を頼まれるようになり、昔の自分を懐かしく思います。
Q
特長や病棟の雰囲気など、貴院の魅力を教えてください。
私は看護学生時代から「患者に寄り添う看護」という看護観を大切にしており、患者一人ひとりに丁寧に向き合い、その人らしさを尊重した看護を実践できる環境であることが重要だと感じていましたえが、横須賀市立市民病院の理念は、自分の看護観と一致する病院です。また先輩ナースが生き生きと働き、スタッフ同士が協力し合える職場環境であれば、自分自身も成長しながら長く働き続けられると考えており、横須賀市立市民病院はそれができる病院であることが魅力です。
Q
これから就職活動を行う、看護学生のみなさんへメッセージをお願いします。
私は、地域医療振興協会の本部が主催する1泊2日のへき地・地域医療見学研修に参加し、伊豆の診療所や病院を見学しました。診療所では、限られた人員の中、医師と看護師が手を取り合い、多忙な中でも丁寧に診療を行っていました。診療所は医師に診てもらう場所としてだけではなく、患者同士のコミュニティが形成されており、患者と医療従事者が協力し合って成り立っている場であると感じました。また、全国の同じ協会から職員が集まり、自施設の様子や仕事について話し合い、自分以外の仲間も頑張っていると感じ、とても励みになりました。地域医療振興協会は全国に施設がありますので、ぜひ、みなさんの地域で探してみてください。