静岡赤十字病院

私の印象に残っている看護ケアは疼痛を訴える患者様との関わりにおけるタッチングと声かけの大切さです。疼痛を訴える患者様に対して疼痛時の薬剤を投与するだけでなく、タッチングや声かけといった関わり方を行うことで疼痛の訴えが減少し、表情が穏やかになることがあるため疼痛時の関わり方も看護の技術だと実感しました。

私は、元々災害や救命救急に興味があり、看護師を目指しました。当院では、能登半島災害時に救護班の派遣を行っており災害があった際、迅速な対応を行っています。また、第三次救急に属しており、高度医療を提供しています。そのため、私が目指した看護師増に一番近づけると思い志望しました。

研修の中で患者様を抑制する抑制帯の研修がありました。そこでは抑制帯の付け方を学んだあと、実際に抑制帯を研修参加者が付けるというもので、患者様の気持ちを体験し抑制帯が不自由であることを実感しました。なるべく付けることがないように患者と関わることや、付けることになった際の注意点等をしっかりと学べたことが印象に残っています。

私の病棟では、看護師2人または3人のペアを組んで複数人の患者様を看ています。そのため、看護師間で情報共有を密に行っており、必要に応じて相談しながら看護業務を行っていることが特徴です。そのため、多くの看護師の考え方を学びながら看護を提供できることが病棟の魅力だと思います。

インターンや病院説明会に参加することで病棟の様子や特色を知ることができると思います。インターンや病院説明会に積極的に参加して病院選択をすることで、入職後自分の想像している病院像とのギャップを少なくできると思います。大変だと思いますが、頑張ってください。