所在地: | 鳥取県 | ||
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病院形態: | 公的病院(国家公務員、独立行政法人、赤十字等) | ||
募集職種: | 看護師 | ||
看護師数: | 300名 | 病床数: | 499床 |
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「脳」と「こころ」の病院です。
山本 芹奈さん
現在の業務内容とエピソード(印象的な看護ケア先輩からの指導など)について教えてください。
重症心身障害病棟で身体・知的障害を持つ患者さんへの医療的ケアを含めた日常生活援助を行っています。また、重症心身障害看護院内認定の看護師として、重症心身障害の理解の促進に取り組んでいます。印象的な看護ケアは療養生活の中で、チョコレートやカップ麺などの嗜好品を患者さまとともに選び楽しむことを終末期まで続けることができ、治療だけでなく、患者さまのQOL向上や生きがいを支える看護に繋がったと実感したことです。
貴院に入職を決めた理由と、志望動機を教えてください。
実習で精神科での看護に興味を持ち、地元で精神科の入院施設のある病院に入職したいと思ったため鳥取医療センターを受験しました。鳥取医療センターへ職場見学をさせてもらった際に、案内していただいた看護師から自ら訴えることが難しい患者さんが多いからこそ、尊厳を大切にしてしっかり関わることで個別性の高い看護が実現出来ているとの話を伺いました。急性期の病院に比べて長期入院の患者さんが多く、じっくりと一人一人と関わり個別性の高い看護ができる環境に惹かれました。
新人研修教育プログラムについて印象に残っていることや感想を教えてください。
印象に残っている新人研修は多重課題という研修です。患者さんから同時に急を要するサインがあった際にどのように対応するか考えるという研修でしたが、模擬患者の設定が各部署でそれぞれ実際に起こりうる事例であったため日々の業務で生かすことのできる研修でした。研修前後に支援ナース、副看護師長と共に対応の優先順位や対応の方法など振り返りを行い1人で考えるのではなく共に考えてもらえる環境であると感じました。
特長や病棟の雰囲気など、貴院の魅力を教えてください。
重症心身障害看護の魅力は成長発達を共に喜び、ライフイベントを家族と共に過ごすことが出来る点だと思います。患者さんが日々楽しく刺激ある暮らしとなるよう、季節ごとの行事やお散歩を行っており、明るくアットホームな雰囲気の病棟です。患者さんは言語的コミュニケーションが難しいことが多い方ですが、ケアに対しての笑顔や状態の安定をやりがいと感じています。また当院にはリハビリスタッフを始め、療養介助職員や保育士など多くの職員が患者さんと関わっています。それぞれが専門的視点を持って高め合える環境も魅力です。
これから就職活動を行う、看護学生のみなさんへメッセージをお願いします。
どのような分野や環境で看護をしていきたいかを実習の中だけで決めるのは難しいと思います。自分のやりたい分野や、働きたい環境を説明会などの実際に話を聞ける機会があれば、印象がわかりやすいと思います。慢性期で患者様とじっくり関わった看護がしたいとの思いがあれば、鳥取医療センターを調べてみてください。 興味を持った看護を生き生きとできる職場に出会えることを願っています。