医療法人徳洲会　羽生総合病院

主に循環器疾患の患者様への看護を提供しています。私は看護師5年目の年に中途で入職し、以前は大学病院の産婦人科で働いていました。科目がガラッと変わり、心臓カテーテル検査など、新しく学ぶ分野もあり日々勉強していますが、分からないことは分からないと言いやすい環境で、先輩や同僚に相談をしながら働くことが出来ています。循環器疾患は繊細であり、急変対応も以前より増えましたが、日々徴候を見逃さないように観察することを心がけています。

羽生総合病院は急性期病棟から回復期リハビリテーション病棟、緩和ケア病棟等の病棟があり様々な経験を積むことができそうと思い、入職を決めました。元々循環器疾患に興味があったので、現在は希望の循環器病棟で勤めていますが、産婦人科にいた際に緩和ケアについても興味を持っていたので、いつかは緩和ケア病棟で働いてみたいと思っています。

中途採用で入職したのですが、プリセプターとして１人担当者を付けていただいたので、何かあった際の相談がしやすかったです。また、サークルサポートシステムを導入しているので、病棟全体が新人教育に関わる姿勢があり、協力的なところが印象的です。

5階北病棟は明るい看護師が多く、互いに協力しながら楽しく働くことが出来ています。また、他職種間とも積極的にコミュニケーションをとっており、雰囲気も良いと思います。

様々な就職先があり決め手に迷うこともあると思いますが、自分が看護師になって何をしたいのか、どんな看護師になりたいのかで自ずと道は見えてくると思います。私は働きやすい環境で楽しく働くことを特に重視しているので、いまこの病院で働くことが出来ていて、良かったなと思います。国家試験も頑張ってください。

新卒の頃は日々の業務を覚える事に合わせて、疾患の勉強も同時進行でしなくてはならなかったので、毎日頭の中がいっぱいいっぱいだったことを覚えています。また、これは今もそうですが、自分では出来ているつもりであっても、先輩から指摘を受けて落ち込むことはたくさんありました。それらの経験から、いまは落ち込むだけでなく、もちろん反省はしてから、新たな視点に気づくことができたと前向きに考えることも大切にしています。

地域では専門性の高い総合病院になるので、地域的にみると給与水準が比較的高いほうかなと思います。また、徳洲会グループに属しているので母体が大きく、住宅手当などの福利厚生も充実していると思います。

毎月、月単位で休み希望を出すことが出来ます。基本、既定の日数希望を出せますが、所属長に相談すれば融通をきかせてもらえます。また、誕生日休暇やリフレッシュ休暇もあり、休暇制度も充実しています。シフト制なので、事前に相談する必要はありますが、休暇制度を利用して長期休暇を取る人もいます。

分業がしっかりとされており、状態が安定している人のオムツ交換や食事介助はナースエードにお願いする、自己注射の指導は薬剤師が行うなどと、看護師の業務負担軽減になっていると思います。またAI化が推進されており、バイタルサインが自動入力されるスポットモニターや、AI問診などが導入されて業務負担軽減になったと感じます。その分、余裕が出来て患者さんと関わる時間にゆとりが出来たこともうれしい点です。

今後は1つの専門性を高めるというより、様々な分野での知識を得て活躍できるようなジェネラリストを目標としています。また、1人の人として患者さんの声に耳を傾けることを忘れずに、安心できる看護を提供できるような看護師になりたいと思います。