三菱京都病院

周産期は予測もしないことが多々生じる領域です。そのため、対応が難しいと感じる場面が多く苦労することもあります。一方で、無事安全に分娩の介助を終えることができ、ご家族の方から感謝をして頂くことができた際や、退院後にお会いした際に顔や名前を覚えていてくださった時などに嬉しさを感じます。また、1年目から助産師外来にて妊娠期の指導を担当することや、母乳外来にて母乳育児について関わる機会も多く、助産師として多くの事を経験することができました。

私が入職を決めた理由１点目は、地域周産期母子医療センターとしてノーリスクからハイリスク分娩まで幅広い分娩に携わることができ、高度な知識と技術を身につけることができると思ったためです。また、京都府の総合病院の中では年間分娩件数が約500件と多く、様々な経験を積むことができ、新人助産師として働く環境として最適だと考えました。2点目は、当院で実習をした際に、病棟の雰囲気がアットホームで働きやすそうな環境だと感じたためです。

当院の新人教育の特徴は、スタッフ全員が新人教育に関わりを持ち、チーム全体で新人を育てる体制がとられていることです。新人スタッフにはメンター（中堅の先輩）とプリセプター（若手の先輩）がつき、それぞれ知識や技術の教育、社会人としての基礎能力の教育および精神的なフォローをしてくださいます。チーム全体で新人を育てる体制がとられていることで、仕事で困った時はどの先輩にも気軽に質問がしやすいです。またプライベートの話しも聞いてくださり、私たちが働きやすい環境となるように仕事面だけでなく私生活も気にかけてくださります。

助産師としてスキルアップするために多くの経験を積みたいという思いがあったため、分娩件数やハイリスク分娩に対応しているか、助産師外来等を通して妊娠期から分娩期、産後に渡って幅広い支援を提供できる環境です。次いで、安心して働くことのできる新人教育体制が整おり、病院の雰囲気が自分に合っています。その他、福利厚生も充実しています。当院はカフェテリアプランという福利厚生があり、自身に与えられたポイントを趣味の旅行費や参考書の購入費等に当てることができるため、少しお得にプライベートを充実させることができます。

自分が描く医療者としての将来像に少しでも近づくことが可能な病院を見つけてください。