神戸大学医学部附属病院
“その人らしさを支援する看護”の実践を目指す
- 所在地
- 兵庫県
- 病床数
- 934床
- 看護師数
- 1,093名
- 募集職種
- 看護師 / 助産師
- 設置母体
- 大学病院
直近開催の病院イベント
(2025/11/26更新)
神戸大学
認定看護師
2007年
内科
Q
現在の業務内容とエピソード(印象的な看護ケア先輩からの指導など)について教えてください。
現在、内科外来で働いています。がん患者さんと関わる機会が多いですが、その中にインスリンを導入した方がいました。私は注射指導のため関わっていましたが、ある時、患者さんに「がんの経過についても存じ上げています。そちらについても、いつでもお声がけ下さい」と伝えました。患者さんは驚いた様子でしたが、がんの病状や治療に対する思いを話してくれました。認定看護師として、糖尿病領域で強みを活かすことは大切ですが、看護師としての幅を広げていくことが、患者さんの安心やより良い支援に繋がるのではないかと感じています。
Q
貴院に入職を決めた理由と、志望動機を教えてください。
看護学生時代に当院で実習を行った際、当時の師長や指導者の方が、看護計画など実習内容を丁寧にみて下さいました。それだけでなく、看護実習生としての自身の特性までよくみて声をかけて下さり、嬉しく思ったのを覚えています。このような職場で働くことができれば、自身の成長につながるのではないかと思ったことが、入職を決めた理由の一つです。
Q
新人研修教育プログラムについて印象に残っていることや感想を教えてください。
当院の新人研修教育プログラムは、看護実践に必要な知識や技術を効果的に学べるものになっています。私が担当する「糖尿病の薬物療法」の研修では、主にインスリン治療について学んでもらっています。参加者からは、「使用薬剤の紹介や、起こりやすいインシデント、糖尿病患者への看護の実際を学べてよかった」などの感想がありました。新人看護師が、臨床ですぐに役立つ内容となるよう心掛けています。さらに研修を通して、看護師としての責任感を改めて感じることができたのではないかと思います。
Q
特長や病棟の雰囲気など、貴院の魅力を教えてください。
私は糖尿病看護認定看護師です。当院には、治療が上手くいかず困難な中にいらっしゃる糖尿病患者さんや、発症後間もない糖尿病患者さんが入院または外来通院をしています。中でも、糖尿病の先進医療やチーム医療が全国的に有名で、多くの患者さんが当院を頼りに来られます。そういった患者さんたちが安心して治療に臨めるよう、看護体制を整え、私たちは日々スキルアップに努めています。看護師が担う役割が大きく、活躍できる場となっています。
Q
これから就職活動を行う、看護学生のみなさんへメッセージをお願いします。
これから臨床の場に出ていく皆さんは、不安と希望の中にいることと思います。優しく頼りになるあなたを待っている患者さんが必ずいます。思うようにいかないこと、こんなはずではなかったと思うこともあると思いますが、あなたを待っている患者さんのため、時には周りの助けを借りながら、優しくたくましい信念をもった看護師に成長していってほしいと思います。