国立国際医療センター(旧　国立国際医療研究センター病院)

集中治療室では生命維持装置を装着した重症患者さんの全身管理を行なっています。病棟外では急性・重症患者看護専門看護師としてRST（呼吸ケアサポートチーム）ラウンドを行ない人工呼吸器を装着した患者さんのケアを行なっています。集中治療室を退室した患者さんが元気になって「久しぶりだね、歩けるようになったよ」と集中治療室まで来てくれた時、患者さん自身も覚えていないくらい辛く大変な時期を一緒に乗り越えてきて、看護師として「あ〜良かったな」と思う瞬間です。

新卒で都内の大学病院に就職をしましたが、大学院に進学したタイミングで大学病院を退職しました。 大学院では専門看護師コースへ進学し、専門看護師の実習でご指導いただいた先輩に魅了され、当院に就職することを決めました。 生命の危機的状態にある患者さんやご家族を目の前にして、もっとできることがあったのではないか、今までの自分の看護って本当にこれでいいのかな、もっと学びたいと看護師４年目頃から考える時間が増え、急性・重症患者看護専門看護師への道を志しました。

急性・重症患者看護専門看護師として、フィジカルアセスメントの研修に関わっています。 異常を発見するためには正常を知ることが大切です。研修では実際にモデルを使用しながら呼吸・循環・腹部・神経ブースに分かれてトレーニングを繰り返し行います。病棟ですぐに活用できる技術が凝縮された充実した研修です。

集中治療室は重症度が高い患者さんに高度な治療やケアを行うため2人の患者さんに対して1人の看護師が付く体制です。フィジカルアセスメントだけでなく、様々なモニターも見ながら患者さんの全身状態を観察するため、高いアセスメント能力と幅広い知識が身につきます。いつ容態が急変するか分からない緊張感がある中で、チーム一丸となって患者さんを救命できた時の一体感や達成感は何事にも代えがたいです。

当院は新宿駅まで歩いて行ける好立地です。仕事終わりに職場の同僚と食事に行ったり翌日が休みであればそのまま遠出したり、プライベートも充実できます。 休日はきちんと確保されているので休みの日に病院に行くことはありません。仕事もプライベートも充実させながら、自分らしく働ける当院で皆様をお待ちしております。