産業医科大学病院

手術室を受けられる患者さんのために診療科医師・麻酔科・多職種とともに協力し合いながら日々仕事をしています。特定行為看護師として業務する際は麻酔科の指示のもと術中管理を行っています。 全身麻酔で眠る前の患者さまから”家族に感謝を伝えてほしい”と言われたことや、涙がこぼれる方、沢山の方に会います。家族・患者さん自身の思い・大きな不安を抱え手術室まで来られているのだと痛感させられる現場です。

もともと大きな病院で経験を積みたいと思っていました。その中で、抗がん治療をしていた知人が産業医科大学にいる看護師の多くが治療の痕を見て、「痛かったね。沢山頑張ったねと声をかけてくれた。 本当に嬉しかった。そんな看護師さん達みたいになって欲しい」といわれたことがきっかけで産業医科大学病院を選びました。

研修の際にグループワークがありました。同期入職した違う病棟看護師と話せることで顔見知りになり、その後、病棟へ患者訪問で訪れた際に、同期が頑張っている姿を見ることで、とても刺激になっていました。研修を通して知人を作るのは、お勧めです。

手術室は多くの医療スタッフで仕事をしています。多くの人の仕事の仕方や価値観を共有できる場所で、スタッフ間も仲良くコミュニケーションも笑いも絶えない職場だと思います。 手術件数も多く、専門性を極めたい場合はとても魅力的だと思います。

看護師の一番の仕事は患者さんに寄り添うことです。とてもやりがいの大きな仕事だと思います。そんな夢を叶えようと頑張っている学生さんたちが輝ける職場に出会えることを願っています。