北里大学病院

救命救急科のICUに勤務しています。亡くなる患者さんもいますが、集中治療・看護の成果で回復し、一般病棟へ転棟する患者さんもいます。先輩方からは、命を救うだけではなく退院後の生活も見据えた看護を学びました。呼吸器を装着した患者さんに対しても積極的なリハビリテーションを実施し、ADLの拡大と全身状態の改善を支援しています。

複数の病院のインターンシップに参加しましたが、一番働きやすい環境だと思いました。看護師同士も話しやすそうで、他職種ともコミュニケーションが図れていて病棟の雰囲気がとても良かったです。新人研修が手厚いだけでなく２年目以降の教育体制も整っていてキャリアアップを目指せると思いました。

呼吸器のフィジカルアセスメントで学んだことは、翌日の勤務から実践し患者さんの観察やケアに活かすことができました。正常と異常の両方を学ぶことで異常の早期発見につながりました。グループワークは毎月違うメンバーでしたが同期と話せるいい機会になりました。部署は違いましたが同じ悩みを共有でき、同じ寮に住んでいることもわかり仲間が増えました。

インターンシップで感じたとおり、誰にでも気軽に話しやすい雰囲気でした。先輩の皆さんは、新人看護師を育てるための研修を受けていて、新人にもわかるように指導してくれます。間違いに対しては正しいことを教えてくれ、不足していることは「他にもこのようなことが考えられる」と、私の意見を否定することなく、正しくアセスメントできるように導いてくれました。

病院を選ぶときに重視した点は、働きやすさ、教育体制、多職種の連携です。働きやすさについては、職場の雰囲気もそうですが、寮が完備されているかどうかも調べました。多職種連携については、どのような職種と協働しているのか、どのようなチーム医療が実践されているのか、を確認しました。

ICUでの実習経験はなかったので、最初は、重症患者さんにどのように関わってよいのか戸惑いました。先輩看護師やリーダーに、どのタイミングでどんな報告をすればいいのかも迷いました。研修や自己学習で勉強して、一人でできることも徐々に増え、プリセプターや先輩看護師の方々から「できたね」と褒められたときは嬉しかったです。

職員寮は病院から徒歩5分程度の場所にあります。11.5帖の洋室にクローゼットがついており、浴室とトイレは別々になっています。水道料金は病院が負担してくれます。一人暮らしで慣れないこともありましたが、同じ棟に同期が住んでおり楽しく過ごしています。

お休みは希望どおりに取れますし、8日間ぐらいの長期休暇も取れました。実家に帰省したり、友人と旅行に行きました。夏休みを12日間取ったスタッフもいます。

患者さんが安全に治療やケアを受けられるようにリーダーとしての役割を果たすことが目標です。目指しているのは誰からも信頼される看護師です。