北里大学病院

血液内科病棟で働いています。主にがん患者さんに対して抗がん剤の投与や副作用に対するケアを行っています。入退院を繰り返す患者さんも多く、日々患者さんが病気と向き合う過程に関わらせていただいています。 印象的なエピソードは、最期に家に帰りたいと願う患者さんを受け持たせていただいた時です。日々の関わりの中で患者さんが家に帰って何をしたいのかを話し合い、患者さんの希望の生活を叶えるためにできることを考えていく過程が難しかったですが、同期、先輩方や他職種の方からアドバイスをいただきながら関わり、無事に家に帰ることができた時はとても嬉しかったです。

実習でもお世話になっており、まずは慣れた環境で働きたいと思ったからです。実習中に、看護師さんたちの患者さんとの関わりやカンファレンスの中で、一生懸命向き合う姿勢をみて、ここで働きたいと思いました。また、さまざまな症例の患者さんと関わる機会があることや研修プログラムの充実、多職種連携に力を入れており、整った環境で働けることが魅力的に思いました。

フィジカルアセスメント研修が印象に残っています。模擬患者さんに対して皆で必要な情報を話し合いながら、実際にフィジカルアセスメントを行う過程を学ぶことができます。学んだ後は自分の病棟において実践、患者さんの異変の早期発見や対応に繋げることができます。

病棟の雰囲気はよいと思います。先輩たちが気軽に話しかけてくださるので、わからないことや不安に思ったことを相談しやすいです。カンファレンスも定期的に行うことで、1人で悩まずにさまざまな意見を通して、患者さんに寄り添った看護を提供できているように感じます。病棟に他職種の方がきてくださることも多く、さまざまな方向から患者さんが安全安心に入院できるような環境になっていると思います。

実習中など忙しい中で就職活動を行う方も多くいらっしゃると思いますが、応援しています。実習中に感じた自分の看護観に合った病院を見つけられると今後働きやすいと思います。

覚えることが沢山あり、多重課題に対して優先順位の立て方が分からず、いつも焦りながら働いていました。また、患者さんが急変してしまった時など自分が受け持たなければ違ったのではないかと感じることも多く、自分の知識のなさや観察力のなさに対して不甲斐なさを毎日感じていました。余裕がないため、理想とする患者さんとの関わりができていない自分が嫌にもなりました。また、はじめて一人暮らしをしたため、家族や友達会えずに寂しい思いをしたり、家事の大変さを知りました。

翌月のシフトの希望を提出して、お休みは融通はききやすいです。夏休みなども希望に合わせて取ることができます。

1年目の5月から始まりました。初めは先輩についてまわり、回数をこなしたのち、独り立ちをしました。業務内容としては、患者さんの排泄ケアや点滴管理が多いです。日勤が働きやすくなるための準備も行います。夜勤は看護師の人数が少ないため、患者さんの変化について報連相をより徹底し、急変に備えています。

まだまだ知識や技術が足りないので、日々働きながら振り返り、患者さんのために自分ができることを少しずつ増やしていきたいです。

職員食堂は安くて美味しいです。