北里大学病院

救命救急科のICUに勤務しています。意識障害があったり挿管されている患者さんがほとんどで、コミュニケーションを図ることが難しくて悩んだときもありました。そんなとき先輩から「自分がしてほしいことをしてみては」というアドバイスをもらって今でもその言葉を実行しています。

ICUで実習したとき、忙しいけれど活き活きと働いている先輩方の姿をみて職場の雰囲気がとてもいいなと感じました。二交替勤務で休みが多いのも魅力的でした。看護師になって早いうちにさまざまな患者さんの看護を経験してキャリアを積みたいと思っていたので大学病院を志望していました。

フィジカルアセスメント研修は集合研修、演習、シミュレーションという流れで実施され、知識や実践できる技術がどんどん増えていきました。講義ではイメージがつかない内容でも動画を用いて説明してくれて理解が深まりました。入職時のグループワークで「どのような看護師になりたいか」共有し、10月頃その看護師像を振り返り、2月は今後発揮したいメンバーシップについて話し合いました。研修で同期に会えることが楽しみで臨床を離れてリフレッシュができました。

考えてもわからないときは「わからない」と言える雰囲気で、勉強熱心な先輩方が色々なことを教えてくれます。新人に対する教育体制はとても手厚く、プリセプターは私が実施した処置やケアについて具体的にどこが良かったかフィードバックしてくれました。

複数の病院のインターンシップに参加して病棟の雰囲気や働く看護師の姿など確認してみてください。

診断がつかないまま重症化する患者さんもいる部署で、何が起きているかわからず混乱することもありました。患者さんの状態が安定しないため急な処置が入ったり、ケアの時間配分がうまくいかないこともありました。徐々に今何をするべきか何を報告したらよいのか、優先順位が付けられるようになり余裕も出てきました。

希望どおりにお休みを取ることができます。休日はライブに行ったり、実家に帰省してリフレッシュしています。

1年目の5月ぐらいから始まります。最初はシャドーイングで、次は先輩から指導を受けながら、7月ぐらいには独り立ちします。EICUなので日中とケア内容は大きく変わりませんし、救急患者の入院も受け入れます。

目標は私を担当しているプリセプターです。患者さんやご家族に温かく丁寧に接していますし、医師や理学療法士など他職種とのコミュニケーションも得意です。患者さんやご家族の思いを尊重して医療者との橋渡し役も担っています。