北里大学病院

当病棟は全室個室で、あらゆる診療科の患者さんが入院されます。看護師は患者さんの身体的な負担だけでなく精神的な苦痛も和らげるために、医師と対等に意見交換して患者さんの思いを尊重できるようにしています。個室病棟という環境を活かして、最期まで患者さんやご家族の願いを叶えられるように関わっています。

急性期の病院を探していました。患者さんの症状が激しく変化するので大変かと思いましたが、看護師としてのキャリアのスタートラインとして学ぶことが多いとも思いました。北里大学病院の看護師は他職種と連携し、患者さんに質の高い医療・看護を提供できると思いました。実習で配置された病棟の雰囲気も自分に合っていると感じましたし、同級生も入職するので安心して働けると思いました。通い慣れた立地であることも入職を決めた理由の一つです。

新人研修は参加して終わりではなく、フィジカルアセスメントや採血などは研修後課題がありました。部署で先輩方に指導を受けながら技術を再確認し、課題を達成することができました。研修では他部署の同期と話し合う時間もあり視野が広がりました。特にグループワークでは多くの知識を得ることもできましたし、毎回違うメンバーの同期と出会える良い機会になりました。

チーム医療が当院の魅力のひとつだと思います。カンファレンスでは多職種で一人ひとりの入院患者さんについて話し合います。話し合いで導いたケアを実践した結果、重症化した患者さんが回復した時は本当に嬉しかったです。チーム医療を実践することで看護師以外の視点や患者さんとの関わり方も学ぶことができます。

いろいろな施設を自分の目で確かめて、自分に合った就職先を見つけてください。

配属部署には全診療科の患者さんが入院しているので覚えることがたくさんありました。感染症で隔離が必要な患者さんもおり、感染管理しながら治療を受けている患者さんとご家族には心のケアも必要で、看護の難しさを感じたときもありました。

新人看護師に対してはプリセプターが一定期間マンツーマンで指導してくれます。新人教育担当者が各部署に1名おり、プリセプターと協力して個々の新人看護師に合わせたOJTを実施してくれます。

夜勤は１年目の５月から始まり夏には独り立ちしました。日中に比べて看護師の数は減りますがみんなで協力して患者さんの安全を守っています。

お休みの希望はとおりやすいです。休日は岩盤浴やピラティスに通い、友人と出かけるときもあります。

今後、業務リーダーとして役割を果たす予定です。現在医療安全係を担当しており、その活動を活かして患者さんに安全な医療と看護を提供できるようなリーダーを目指したいと思います。