女性だけがなれる職業助産師になる

生命の誕生に携わる、助産師という仕事。
でも、助産師の役割はそれだけではありません。
妊娠、出産、育児、性……女性の一生を支え、見守る専門職が助産師なのです。
産科医は男女関係ありませんが、助産師になれるのは女性だけ。
助産師を目指す方、興味がある方は必見です!

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そもそも助産師って何?

A.妊産婦と新生児のケアを中心に、
幅広い役割を果たします

助産師の仕事は、「出産に立ち会い、赤ちゃんを取り上げること」だけにとどまりません。妊婦の健康管理、食事・運動の指導、出産後の体調管理、母乳指導、乳児指導など、妊娠から出産、育児に至るまで、母子の健康を守るための一連の管理・指導活動を行うのが助産師です。また、助産師は正常分娩であれば医師の指示を必要とせず、自身の判断で助産介助ができるのが特徴です。病院で働くことも、自分で助産所を開設することもできます。

HOW TO BE 助産師になるには

A.看護師免許を取得してから助産師教育機関へ進みます

助産師になるには、看護師免許を持っていることが必須です。まず看護師になるための勉強をし、看護師免許を取得してからさらに1~2年間、助産師教育機関で学びます。おもに下記6つのコースから学校を選び、卒業・修了すると国試(助産師国家試験)の受験資格を得られます。

①助産専門学校に進学する
②助産課程のある大学院や助産専門職大学院に進学する
③大学の助産学専攻科に進学する
④助産課程がある大学で選抜試験に合格し単位を取得する
⑤助産課程の大学別科に進学する
⑥短期大学の助産学専攻科に進学する

助産師資格が取得できる全国の学校一覧

どこで働く? 活躍の場

A.助産師の活躍の場はさまざまに広がっています

少子化により、助産師本来の仕事である分娩介助の機会は減っています。産科の閉鎖も多く、一見、助産師の活躍の場は減っていると思われるかもしれません。しかし一方で、産科医の減少により、助産師が妊婦の健診・指導を行う「助産師外来」が注目されています。また、若年層への性教育指導、成人への家族計画指導、出産を終えた女性の身体に関するアドバイスなどの役割も助産師に求められています。助産師は、人の一生にかかわる新たな役割を担う存在として、幅広い活躍を期待されているのです。

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知っておきたい 助産師関連ワード

分娩介助
分娩が始まってから、赤ちゃんが生まれてくるまでの経過を見ること。いきみ方や呼吸法の指導、生まれた赤ちゃんと母体のケアなどを行います。
ハイリスク分娩
40歳以上の初産婦、極端な肥満の初産婦、妊娠高血圧症候群重症などの妊婦が対象。帝王切開などの救急処置を視野に入れた分娩管理が必要です。
フリースタイル分娩
分娩台で仰向けの姿勢をとらず、立つ、しゃがむ、横向き、四つん這いなど、産婦が一番楽だと感じる、望む姿勢で分娩することを指します。
周産期(しゅうさんき)
周産期とは、出産前後の期間のこと。世界保健機関(WHO)による国際統計分類では、妊娠22週から出生後7日未満と定義されています。
産褥、褥婦(さんじょく、じょくふ)
産褥とは、妊娠・分娩によって生じた身体の変化が、妊娠前の状態に戻るまでの期間のこと。産褥にある女性を、褥婦といいます。
乳房ケア
妊娠中から産後にかけて、トレーニングやマッサージなど乳房のケア方法を指導し、スムーズに授乳ができるようにします。
NICU
Neonatal Intensive Care Unitの略で新生児集中治療室のこと。早産児や低出生体重児などを24時間体制で治療・看護します。
不妊症、不妊治療
不妊症とは避妊せず定期的な性生活を送り、1年経っても妊娠に至らない状態。不妊治療は、まず原因を探り検査をしながら段階的に行います。
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