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Special Topic 2 教育研修制度 [卒後研修からキャリアアップまで]

独自の工夫と創造でつくっていく
ポートフォリオ
その厚みと冊数は成長の証

社会福祉法人 三井記念病院

住所:〒101-8643 東京都千代田区神田和泉町1
TEL:03-3862-9111

「自立した看護師」になるために欠かせない学習ツール

 当院は「臨床の三井」とも呼ばれ、病床数482床の総合病院ですが、大学病院と同様に若い医師を育成する臨床研修病院に指定され、看護部門でも各種専門・認定看護師の実習病院になっています。
 また、国際的な医療機能評価(JCI)の認定評価を受けているため、患者さんのベッドサイドでケアを行うにはBLS研修を受けていることが必須であり、入職時からきめ細かい研修を行っています。
 中でも「ポートフォリオ学習」は当院看護部の教育の特徴であり、高い評価を得ています。新人看護師には1人1冊ずつ新しいファイルが配られ、各自が立てた1年目の目標に向かって、日々「できたこと」をファイルしていきます。先輩からのアドバイスのメモや励ましのメッセージカード、勉強会のレポートのほか、同期たちとの写真、給料明細書を挟んでいる人もいます。
 当院のポートフォリオには、「こうしなさい」という指導や決まりはありません。創造しながら独自のファイルをつくり上げていくものです。つくることが目的ではなく、楽しんで学習することが重要です。
 ポートフォリオは自分の頭で考え、自ら行動し、自分らしい看護を展開できる「自律した看護師」となるための学習ツールであり、各自の成長記録になっていくものだと考えています。

副院長・看護部長 碓井 真紀さん

ポートフォリオ研修の効果って?1.目標に向かって成長していくプロセスが見える 2.自分の振り返りや後輩への指導の資料となる 3.自分の活動を説明するツール、コミュニケーションのツールになる

一人ひとりの看護師の個性が光る「私のポートフォリオ、ここが自慢です!」

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