就職活動では書類や面接以外に、いろんな面で社会人になるための心がまえができているかどうかをチェックされます。ちょっとした言葉づかいや態度で評価を下げられてしまわないように、日ごろから気をつけましょう。
電話がつながってから、緊張してしどろもどろにならないように、相手の担当部署・名前・用件をメモしてから電話をかけましょう。手元に筆記用具を準備するのも忘れずに。
相手の出勤直後や昼休みの時間帯にかけるのは×。屋外からの電話も避けましょう。自宅の静かな場所で電話をかけるのがベストです。
採用担当者への直通電話番号を記載している病院もあれば、受付や代表番号をしている場合もあります。あらかじめ、どこへつながる番号なのかを確認しておきましょう。
自分の学校名と氏名(フルネーム)を名乗ってから、相手を呼び出します。相手が不在の場合は、電話がつながる時間帯を確認して、自分からかけ直しましょう。
採用担当者はたくさんの看護学生を相手にしています。だらだらと友達だちのように話すことは避けて、用件を整理して要点のみを伝えるようにします。
説明会や就業体験の日程など、大事なことを電話で聞いたら、復唱して確認します。忘れないように、メモをとりましょう。
メールは電話や手紙よりも手軽ですが、それだけにマナー違反になりやすいもの。失礼にならないように、かつ、用件を簡潔に伝えるようにしましょう。
採用担当者はたくさんのメールをチェックしています。用件がひと目でわかる件名をつけるようにしましょう。
学校名と氏名を最初に名乗りましょう。2回目、3回目のメールでも必ず名乗ります。
1行の文字数は、30~35文字以内が適切です。文頭は一字下げなくてもOKです。
最後には必ず、学校名、自分の氏名、住所、電話番号、メールアドレスを署名します。
就職活動中は、言葉づかいや敬語の使い方にも気をつけましょう。友達と会話するときに使うような若者言葉や流行語は厳禁。語尾を上げたり伸ばしたりする話し方もダメです。
つい使ってしまいがちな若者言葉
不安のある人は、マナー・敬語クイズで確認してみましょう
看護学生の就職情報サイト「ナース専科 就職」で、看護学校への就職ガイダンス・オンラインでの就活セミナー・合同就職説明会などを開催し、そこから得た知見に基づいて執筆しています。