社会医療法人 甲友会　西宮協立脳神経外科病院・西宮協立リハビリテーション病院

現在の業務内容は、担当している患者さんの情報収集を行い、フォローの先輩と1日の流れについて調整を行います。そして、陰部洗浄や清拭をまわっていきます。その後は、担当している患者さんのバイタルサインや症状観察を行い、フォローの先輩へ報告します。必要に応じて、吸引などの医療処置を行います。少しずつ受け持ち人数を増やしていき、優先順位を考え時間管理ができるよう指導いただいています。毎日、フォローの先輩から指導いただけるため、不安や疑問に思ったことは、すぐに相談しやすい環境であるため心強く安心して取り組めます。

私は社会人になり全く違う業種で働いてから看護師になったので特に不安がいっぱいでした。この病院に就職を決めた理由は、「患者さんのため、そして自分のために成長しつづけられる環境」という言葉に惹かれました。私は、患者さんのために安心と思っていただける看護を提供できるように、自分の知識と技術を磨いていきたいと考えていました。そのため、精神面のサポートと知識・技術のサポートがあり、1つ1つ着実にステップアップできる部分に魅力を感じ、志望しました。

新人教育プログラムで印象に残っていることは、病棟に配属される前に看護技術研修があることです。特に不安であった採血や点滴についても、実際に1年生同士や先輩に実践することができ、技術を習得することができるため自信につながりました。また、技術マニュアルがあり、そのマニュアルを見ながら研修をすることができます。看護技術研修は4月だけでなく9月と12月にもありました。改めて技術を確認し、振り返りの場があるため、サポートが充実しています。

病棟は脳外科・内科の急性期病棟のため、MMTや瞳孔など脳疾患ならではの観察を行います。また、脳神経だけでなく、内科の患者さんも入院されるため、様々な疾患の知識を習得することができます。病棟の雰囲気は、予約入院だけでなく緊急入院や検査などがあり忙しいですが、その忙しさの中でも、先輩たちは優先順位を考え、病棟全体で声を掛け合いながら業務を行っています。

毎日課題や実習と大変だと思います。しかし、勉強してきたことは、必ず自分のものになっています。学校で学んできたこと以上に臨床の場では、いろんなことを経験できます。看護師の知識や技術も習得できますが、時間管理や優先順位、コミュニケーション能力など自分の成長にもつながります。私は就職活動を行う際に、実際に病院を見学するようにしていました。その病院の雰囲気を感じ、たくさん先輩に質問し、自分に合った就職先を見つけてください！応援しています！