東埼玉総合病院

私の部署は整形外科がメインの病棟です。整形外科の疾患は、生命を脅かすことは少なく、患者はADLの向上のために手術を希望されます。そのため術後管理に加え、元の日常生活や自立レベルに戻すために幅広い看護が求められます。他科に比べると、回復して退院していく患者さんが多いのが特徴です。

私が幼い頃に救急車で当院に搬送されたことがあります。その際、怖くて目も開けられなかった私に当時の看護師さんが優しく寄り添ってくれて恐怖や緊張が和らぎました。私もこの看護師さんのようになりたいと思ったのがきっかけです。その後、大学生になってから当院で開催している生活習慣病予防イベントにボランティアとして参加しました。その時の職員同士の関わり合いも温かく、改めてこの病院で働きたいと思い志望しました。

私の部署には常に気にかけてくれるプリセプターが2名いました。部署全体で声を掛け合っていて、困ったときには気軽に相談できる環境が整っていました。

当病棟は比較的若い年代の看護師も多く在籍しており、整形外科病棟であることも影響し、スタッフ、患者さんともに笑顔の多い明るい病棟だと感じています。廊下ですれ違うと患者さんから挨拶していただくことや「あなたの顔を見ると元気になる」と言ってくれると嬉しくなります。科長（師長）や主任もよく声を掛けてくれます。業務量が多い場合には他スタッフと相談の元、業務の割り振りも適切に行ってくれます。

国家試験に向けて勉強をするなか、就職活動をするのはとても大変だと思いますが、実習以外でも病院見学や就業体験に参加してみてください。自分がどんな看護を行いたいのか、どの病院ならそれを実現できるのかを考え、自分にあった病院に就職できるよう応援しています。