IMSグループ　医療法人財団明理会　埼玉セントラル病院

特殊疾患病棟は医療依存度の高い患者様が入院しているので、吸引や褥癒処置、点滴の更新、経管栄養などの医療行為や、食事介助、入浴介助といった日常生活援助を行っています。さらに人工呼吸器装着患者様の管理なども行っています。寝たきりでお話ができなくても、訪室時には必ず声をかけてコミュニケーションをとることを心がけています。そうすると少し反応に変化が見えることもあります。ご家族が面会に際などに患者様の変化や日常の様子をお伝えできる事も嬉しく思っています。

私は最初看護助手として入職しました。奨学金制度を活用して看護師の資格取得の勉強をしながら働ける病院であった事、病院からも学校からも近い寮に入ることができるといったところが魅力でした 在学中も学業に支障がでないよう勤務の調整や配慮をしていただき、この病院を選んで良かったと思っています。

病棟全体がとても温かいです。忙しい中でもなんでもチャレンジさせてくださり、スタッフ皆さんで成長の機会を作ってくれるそんな病棟です。私が配属された病棟は私を含めて新人が3人いますが、それぞれのペースや個々の性格に合わせて指導していただいています。特にプリセプターは、どうしても同期と比べて焦ってしまう私に、急がなくて大丈夫、ゆっくりでいいよと声をかけてくれました。初めて実施する看護技術で失敗してしまっても、良かったところを伝えてくださり、次はどうしたらいいのか一緒に考えてくれました。私もそんなプリセプターになりたいと思いました。

特殊疾患病棟は主にパーキンソン病やALSなどの神経難病患者様が多く入院しています。口の動きやまばたき、文字盤などを使った非言語的コミュニケーションで患者様の思いを汲み取る必要があります。枕の位置や足のクッションの位置などの調整をミリ単位で行ったりもします。最初は分からず患者様の期待に答えられない事が多かったですが、何度も対応していく中で、よく訴えている内容や、患者様のお好みの枕の位置や高さが分かるようになりました。うまくいかなくて時間がかかってしまっても、あきらめず最後まで伝えてくださる患者様をみて頑張ろうと思いますし、うまく調整出来たときに笑顔を見せてくれる事にやりがいを感じます。

実習、国試勉強、就職活動お疲れ様です。先の見えない不安でいっぱいな中、就活のサイトを見ているだけではなまるです！自分が何を大切にしたいのか、どんな看護をしたいのか、なりたい看護師が叶う場所を見つけてください。応援しています。

頑張りすぎない、7割で頑張ることです。 人間なので1年365日毎日元気でいることは難しいです。自分自身が疲れてしまっていたら患者様に寄 り添うことができません。常に優しい気持ちで患者様と接することができるように、自分にもちゃんと優しくしようと思って働いています。手を抜くのではなく、やるべきことはきちんと行って、休む時はしつかり休むことを大切にしています。