JA三重厚生連（松阪中央総合病院・鈴鹿中央総合病院　ほか５事業所）

私は、令和6年度より、精神科認定看護師資格を取得し、現在は、精神科救急急性期入院料病棟にて勤務しています。精神科認定看護師の役割にある、精神科看護の専門知識や技術を用いて精神科看護の実践や相談、指導、知識の発展に努め、対象者や家族、それを取り巻く支援者やスタッフに対してお役に立てるよう業務にあたっております。

私は卒後、身体科、精神科を経験し、現在は精神科看護の必要性を強く感じの精神科へと就職をしました。　この経験から、身体科における精神科看護、精神科における身体科看護には特有の課題は様々に有り、どちらも相互理解した上での看護を行いたいと考え、総合病院との連携機能を兼ね備えた精神科単科病院である当院に就職をしました。

現在は、院内教育活動へも参加させて頂いております。 精神科認定看護師の教育課程で得た知見を他のスタッフにも還元できるよう講義や病棟での教育の方法を共に考え、学びを看護実践へ結びつけられる事を目標に実施しています。

精神科の特徴として、その人らしい生活を目指す上で社会参加が欠かせないと考えます。 当院では、病院祭などの地域社会に向けた活動を行い続けており、地域に根ざした、開けた組織を目指す取り組みが病棟から病院全体でもなされている所が大きな特徴であり魅力といえます。

看護師としての働き方は多様にあります。ご自身でインターネットやパンフレットで調べたり、卒業生などの先輩や身近な看護師の方々に話しをうかがったりしながら自身のキャリアデザインをイメージしていけると良いと思います。