国家公務員共済組合連合会　横須賀共済病院

現在は内分泌糖尿病内科と皮膚科の混合病棟で働いています。糖尿病の血糖コントロール目的で入院している患者さんに対して、インスリン手技や食事、運動、低血糖時の対応などの指導を行っています。患者さんが退院後も治療を継続できるよう患者さんと入院前の生活を振り返り、医師や管理栄養士などと連携しながら患者さん個々に合わせた指導を行います。例えば、インスリン手技がなかなか獲得できない患者さんに対して簡易法を用いて主義獲得を目指すなど患者さんが前向きに治療ができるようポジティブフィードバックを意識して関わっています。

就職活動をする上で親元を離れて自立した生活を送ろうと思い、まずは地元を離れた関東圏内の病院を探そうと東京で行われた合同就職説明会に参加しました。3次救急で高度な医療を提供している病院に興味があり当院の説明会に参加しました。その後就業体験に参加し、実際に病棟見学をしました。急性期病院で忙しさはありながらもお互いに声をかけながら仕事をしている姿に魅力を感じました。医療者のコミュニケーションが病棟の雰囲気や患者さんへの良質な医療につながると思い、当院に就職しました。

新人教育で印象に残っていることは座学や技術練習で先輩がフォローに入って細かいところまで指導してくださることです。手順書を読んですぐ実践することよりもまずは先輩の手技を見ることでイメージがつきやすく、実践するときに落ち着いて取り組むことができます。また、ほかの病棟の同期と働いてみてどうだったかお互いに話す場があることです。同期と話す場があると普段は言えない悩みを相談できたり息抜きになったりするので大切な時間だと思っています。

私が働いている病棟は皮膚科の患者さんのケア度が高いことが多いので、お互いに声をかけながらフォローしあったりと助け合いながら看護をしている印象があります。また、先輩が明るい雰囲気を作ってくださるので後輩も声をかけやすい環境です。休憩中に先輩が後輩を会話の輪にいれてくださるので忙しさはありますが、楽しさも感じられる病棟です。

たくさん病院がある中でどの病院に就職すれば良いのか迷うことがあると思います。実習などを通して自分が目指す看護師像が少しでもあれば、その看護師を目指せる病院を説明会や就業体験で見つけることが大切だと思います。まだ看護師像が定まらないときは仕事と私生活のバランスや興味のある分野に力を入れている病院など、働く上で自分が何を重視するかを考えて選んでみるとよいと思います。実習や勉強で忙しいと思いますが頑張ってください。

まずは、疾患の理解が大変でした。原疾患や既往歴との関係、使用する薬剤など患者さんごとに観察項目が異なるため、その日調べたことが次の日すぐに活かすことができない時もあり大変でした。また、患者さんへのケアに時間を要してしまいスケジュール通りに行動できないことが大変でした。先輩のように効率よくケアを実践できないことで患者さんの負担になってしまったり、次の日すぐに活かすことができない時もあり大変でした。その日のバックの先輩と優先度を確認しながら行動し、経験を重ねることで4月に比べてスケジュール通りに行動できることが増えました。

家族の用事やコンサートに行きたいときはお休み希望をだして、家族との時間を楽しんでいます。夏休みも希望通りの期間取れました。基本的に希望通りのお休みがとれています。

当院では日本看護協会のラダーに基づいた教育が特徴です。個々のレベルに合わせた教育を受けることができるため専門性を深めることができます。また、新人教育ではプリセプター制度があるため、先輩が仕事や精神面で支えてくれます。

私は神奈川県外からの入職だったので現在は寮で生活しています。病院から徒歩圏内にありスーパーも近いので生活しやすいです。また、福利厚生サービスで旅行や買い物を割引価格で楽しめることもおすすめだと思います。

当院は横須賀・三浦半島地区の中核病院のため救命救急センターやICU・CCUはもちろん他の診療科でも高度な医療を提供していることが強みだと思います。また専門性の高い様々な職種と関わることができるため、チーム医療も当院の強みのひとつだと思います。